- 宝塚記念過去10年 6歳馬(0−3−0−23)=今年も6歳馬は来ません!!
- 6歳馬全滅データを打ち破った3頭
- 2025年 宝塚記念の6歳馬・7歳馬の馬プロファイル
- 【まとめ】本当に6歳馬は「買えない」のか?
宝塚記念過去10年 6歳馬(0−3−0−23)=今年も6歳馬は来ません!!

ほほぉ・・こりゃ6歳は馬券買えんな・・

6歳馬が過去10年(0−3−0ー23)は真実です。
ちなみに7歳馬も(0ー1ー0ー27)で壊滅です。

でもさ・・ボルドグフーシュ買いたいやん!!

(よりによってめちゃ穴馬買いたがってますね・・)
宝塚記念で過去10年間6歳馬の成績0-3-0-23は真実ですが、2着になった3頭は特異な馬プロファイルの持ち主でした。
「6歳馬は馬券に絡まない」
宝塚記念が近づくと、必ずと言っていいほど目にするこのフレーズ。
たしかに、過去10年の勝ち馬はすべて4歳か5歳。6歳は【0-3-0-23】と低調で、7歳に至っては外国馬のワーザーが2着した一回のみと「6歳馬=消し」と結論づけたくなる気持ちはわかります。
しかし——
そのデータ、文脈を無視していませんか?
この記事では、「6歳馬不利」という定説に対して、過去に2着した3頭のプロファイルから**“年齢を超えて馬券になる構造”**を明らかにし、人気に隠された妙味のヒントを提示します。
6歳馬全滅データを打ち破った3頭
2022年 宝塚記念 ヒシイグアス 牡6歳 2着
父ハーツクライ・母父Bearnstein(ストームキャット系)
ノーザンファーム生産
堀厩舎
3歳(1-0-0-2)
クラシック路線には進めずラジオNIKKEIで1番人気になるも9着
4歳(2-2-0-0)
石和特別(東京芝1800)を勝利し2勝クラス突破、ウェルカムS(東京芝2000)を連勝し3勝クラスを突破しオープン入り。
5歳(2-1-0-1)
中山金杯→中山記念と連勝するがその後夏は全休し秋初戦は天皇賞・秋5着→香港C2着。
6歳
香港ののち休養に入り6歳初戦は大阪杯4着、次走宝塚記念で2着。
3歳時は期待はされるも実績が出せなかった。4歳に急激に成長するも休養は必要。5歳は重賞2連勝し海外G1を2着と好走するがやはり4戦しかできなかった。明けて6歳、大阪杯4着ののち6歳で宝塚記念を2着する。

ポイントは【クラシック不参加】【連勝で急成長】【レース数の少なさ】
【中山実績】です。
2020年 宝塚記念 キセキ 牡6歳 2着
父ルーラーシップ・母父ディープインパクト
下河辺生産
辻野厩舎
3歳(3-1-2-2)
春のクラシックには乗れなかったが、信濃川特別→神戸新聞杯→菊花賞のローテで菊花賞を勝利。
4歳(0-1-2-3)
日経賞→宝塚で結果が出ず、後半は川田とのコンビになりJC2着、天皇賞・秋3着。
5歳(0-2-1-2)
川田とのコンビで大阪杯→宝塚を2着。秋は凱旋門遠征→有馬記念でともに結果が出ず。
6歳
阪神大賞典→天皇賞・春はともに結果が出ず。距離短縮で挑んだ宝塚を2着
3歳時は春のクラシックには間に合わず、信濃川→神戸新聞杯→菊花賞でG1勝利。菊花賞は馬場が悪いのも向いた形だった。4歳は中距離G1G2を中心に使われるが逃げ、先行馬であり好走はするも展開を打破するまで至らなかった。充実期を迎えた5歳春は大阪杯・宝塚記念を共に2着。6歳になり長距離路線に進むも結果が出ず距離短縮で迎えた宝塚記念を2着と好走する。

ポイントは【春のクラシック不参加】【5歳時宝塚記念好走】【日本非主流条件での重賞好走】です。
2017年 宝塚記念 ゴールドアクター 牡6歳 2着
父スクリーンヒーロー 母父キョウワアリシバ(レイズアネイティヴ系)
北勝ファーム
中川厩舎
3歳(3-2-1-1)
3歳春は青葉賞まで進むも4着に敗退。夏の札幌を使い連勝後、菊花賞3着に好走。
4歳(4-0-0-0)
函館→東京と連勝しオープン入り、いきなりのアルゼンチン共和国杯を快勝。その勢いのまま有馬記念も勝利、G1ウイナーとなる。
5歳(1-0-1-2)
日経賞を勝利後、天皇賞・春に挑戦するも惨敗。秋はオールカマー勝利、JCは切れ負けするも有馬記念は3着し、2年連続好走する。
6歳
5歳と同じく日経賞からスタートするも惨敗し天皇賞・春も惨敗。その後宝塚で2着となる。
3歳時は春のクラシックには間に合わず、札幌を使い菊花賞で3着と好走する。4歳時に能力が開花し4連勝でG2、G1を勝利。5歳時も4戦しかしなかったが中山では好成績で有馬記念を2年連続好走。

ポイントは【春のクラシック不参加】【連勝で急成長】【レース数が少なさ】【中山実績】です。
◆ 3頭の共通項①:3歳春では開花しない
3頭はすべて、3歳春のクラシック本番に出走すらしていない、もしくは敗退しています。
馬名 | 3歳春戦歴 | 評価 |
---|---|---|
ゴールドアクター | 青葉賞4着 | 秋の菊花賞で開花 |
ヒシイグアス | ラジNIKKEI9着 | 4歳でオープン入り |
キセキ | 毎日杯3着 | 神戸新聞杯〜菊花賞で覚醒 |
→ いずれも「完成は秋以降/古馬になってから」。
早枯れのエリートではなく、晩成の成長型です。
◆ 3頭の共通項②:古馬になっても使い減りしていない
「年齢」だけで馬を評価するのは危険です。重要なのは中身(キャリアの消耗度)。
馬名 | 6歳時点での古馬成績 | 年間出走数(平均) |
---|---|---|
ゴールドアクター | 5歳=4戦、6歳=3戦 | 年2〜3戦ペース |
ヒシイグアス | 5歳=3戦、6歳=2戦 | 疲労の蓄積ほぼなし |
キセキ | 5歳=5戦、6歳=3戦 | 凱旋門遠征以降セーブ傾向 |
→ 使い込まれていない6歳馬は、むしろフレッシュな場合もある。
陣営も残された時間を大切に使い狙い定めた使い方をしてくる。
◆ 3頭の共通項③:中山型 or 宝塚経験で立ち回り力証明済
阪神芝2200mは、タフな持続戦になりやすく、直線一気では届きにくい舞台。
その特徴を考えると、中山実績 or 宝塚経験は大きな強調材料です。
馬名 | 中山実績 | 宝塚既走歴 |
---|---|---|
ゴールドアクター | 有馬記念勝ち・日経賞勝ち | 初挑戦 |
ヒシイグアス | 中山金杯・中山記念勝ち | 初挑戦 |
キセキ | 有馬記念・日経賞で好走歴あり | 4歳・5歳で出走し5歳時に2着 |
→ 「坂」「内回り」「立ち回り力」の適性を実戦で証明していることが共通点。
2025年 宝塚記念の6歳馬・7歳馬の馬プロファイル
🐴 ヨーホーレイク(牡7)|宝塚記念2025想定6番人気
【①】3歳春での完成度
内容 |
---|
クラシック春は皐月賞5着、ダービー7着と、しっかり出走・掲示板内 |
→ 「春では間に合わなかった」過去の6歳好走馬(出走すらできていなかった)とは異なる |
📌 再評価:△ クラシック適性は“あり”、晩成とは言い切れない
- キセキ・ヒシイグアス型とは非一致
- 本格化は秋以降だが、成長型というより“順調型”に近い
【②】キャリア消耗度
内容 |
---|
13戦のみ。5歳時は未出走。6歳以降も年間2〜3戦ペース |
📌 評価:◎ 非常にフレッシュ
- 使い減りのない理想的な年齢型消耗パターン
- ゴールドアクター・ヒシイグアス型に合致
【③】阪神内回り適性(中山・宝塚型)
内容 |
---|
中山実績は2歳ホープフルSと3歳皐月賞のみ(ともに差し善戦) |
以降、陣営は阪神・京都・東京中心=中山回避傾向と見なされる |
📌 **再評価:△ 条件戦の中山好走ではなく、積極的には評価できない
- 中山金杯や中山記念など、適性型GⅡ勝利なし
- 立ち回り適性の“証明”とは言いがたい構造
【④】春GⅠで評価を落としているか?
内容 |
---|
大阪杯3着(着差0.3)で復調気配は見せている |
明確な凡走ではなく、そこまで人気を落としていない(想定6番人気) |
📌 評価:△ 「過小評価→巻き返し」構造には該当しない
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | △ | クラシックは出走・掲示板内。晩成型ではない |
② キャリア消耗度 | ◎ | 13戦のみ。非常にフレッシュ |
③ 中山/立ち回り適性 | △ | 中山は2歳時まで。近年は避けている |
④ 人気と直前評価 | △ | 想定6番人気。評価の落差は小さい |
✅ 結論:該当度=B(準該当:買える要素はあるが“構造一致”ではない)
- 6歳好走馬3頭とは構造の一致度が低い(晩成性なし/中山実績浅い)
- ただし、「キャリア軽さ」や「フレッシュさ」はトップクラスで、舞台適性を補完できれば妙味はある
🧭 買いのロジックは「6歳・7歳でもフレッシュさ+GⅠ好走歴による信頼感」によるものであり、構造の再現というよりも能力の再発揮型として扱うべきタイプ。

つまりヨーホーレイクは4歳・5歳として扱えと言うことね。

その通りです。狙える高齢馬、と言うより4歳・5歳馬としてみた時に買える馬かと言う視点で馬券を買うべきです。
🐴 ジャスティンパレス(牡6)|宝塚記念2025想定7番人気
【①】3歳春での完成度は?《晩成型か?》
内容 |
---|
2歳:ホープフルS 2着、クラシック路線を皆勤(皐月賞9着、ダービー9着) |
3歳秋の神戸新聞杯で覚醒→菊花賞3着、古馬になってG1級の主力に成長 |
📌 評価:△ 晩成とは言いづらい
- クラシックには間に合っていた=ヒシイグアス/キセキ型とは非一致
- ただし、本格化は3歳秋以降で、完成はやや遅めの部類とも言える(準晩成)
【②】キャリア消耗度は?《使い減りしていないか?》
内容 |
---|
6歳春までで 20戦(G1戦線中心) |
5歳:海外遠征含む年間6戦+有馬・JC連戦 |
6歳:大阪杯→天皇賞春→宝塚と連戦モード |
📌 評価:× ハードローテによる“使い減り”懸念あり
- 過去の6歳好走馬(年2〜3戦)に比べて出走数が多く疲労蓄積型
- 海外遠征歴・G1ローテ継続=消耗の懸念は高い
【③】阪神内回り/中山などの“立ち回り・持続型”適性
内容 |
---|
宝塚記念:阪神開催2023年3着(良)→京都開催2024年10着(重) |
中山:有馬記念4・5・7着と掲示板常連=大崩れはないが勝ち切れず |
阪神大賞典勝ちあり、阪神3000でも対応済み |
📌 評価:○ 宝塚で馬券あり=構造適性は証明済
- キセキ型:構造適応の万能ステイヤーに近い
- 中山や阪神での安定感は非瞬発型の証拠
【④】春GⅠ凡走→評価下落か?
内容 |
---|
大阪杯6着(着差0.4)、天皇賞春6着(着差1.1) |
現状評価は下降トレンドの途中=想定7番人気 |
📌 評価:○ 人気落ちつつある状況で妙味あり
- 直近の連敗で評価は落ちてきており、「人気とのギャップ」が生じ始めている
- 2023年宝塚記念2人気→2025年7人気想定の落差も大きい
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | △ | クラシック路線皆勤、準晩成 |
② キャリア消耗度 | × | G1中心に20戦=使い減りタイプ |
③ 構造適性(中山・阪神) | ○ | 宝塚3着あり、構造対応済 |
④ 人気と評価落ち | ○ | 春GⅠ連敗 → 評価急落中 |
✅ 結論:該当度=B(部分該当/疲労懸念で“逆構造型”)
- キセキ型に最も近い構造(宝塚適性+ステイヤー気質)
- ただし、“フレッシュな6歳”という構造条件には反する
- 連戦型・消耗型であり、「使い減っても耐えるか」に賭ける形
📌 買い材料は“構造の再現”ではなく、「宝塚適性 × 人気急落 × G1実績」
→ 能力信頼で押し切れるかの判断が問われる馬

確かに3歳時に一度頭角を表てからずっと一線級で戦ってるのはキセキと似ているな。

AI解析ではやや使いすぎな点が見受けられます。キセキと比べてもパフォーマンスの低下が速い点も気になります。
🐴 ローシャムパーク(牡6)|宝塚記念2025想定8番人気
【①】3歳春での完成度は?《晩成型か?》
内容 |
---|
クラシック本番(皐月・ダービー)出走せず(セントライト記念3着が春〜秋の主戦) |
本格化は 古馬入り後(2023年5歳) = 函館記念・オールカマー連勝などからGⅠ級へ上昇中 |
📌 評価:◎ 明確な晩成型
- クラシック路線に春時点で乗れていなかった
- ヒシイグアス型/キセキ型と合致する「秋以降の開花馬」
【②】キャリア消耗度は?《使い減りしていないか?》
内容 |
---|
通算17戦:6歳春時点でのGⅠ連戦は少なく、5歳で本格化 → 6歳も春1戦+海外遠征で中3ヶ月 |
4歳までは3勝クラス→OPとゆっくり育成。GⅠ連戦での消耗はごく最近から |
📌 評価:○ 準フレッシュ型
- 使い込まれた感はなく、5歳以降での成長+疲労残りも限定的
- 年3戦ペース+海外ローテの余白あり=十分“買える構造”
【③】阪神内回り or 中山などの“構造的適性”
内容 |
---|
中山:山藤賞1着、セントライト記念3着、オールカマー1着、有馬記念7着(着差0.5) |
阪神:大阪杯2着(内回り2000m)、宝塚2024年5着=阪神内回りも対応済み |
📌 評価:◎ 完全一致
- 中山実績が豊富(特に2200m)+宝塚経験+大阪杯好走
- 中山+阪神の「坂・内回り・立ち回り・持続型」条件に完全適応
【④】春GⅠ凡走 → 評価下落か?
内容 |
---|
2025年は海外GⅠ(QE2)で6着 → 国内での評価落ち要因に |
有馬記念も7着(0.5差)と中団評価。大阪杯の好走も人気継続につながらず |
📌 評価:○ 妙味のある評価水準
- 大阪杯での2着好走があるが、海外GⅠや昨年宝塚の“足りなさ”が評価を抑えている
- 想定人気6〜8番人気圏=“軽く見られた6歳”の典型
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | ◎ | クラシック不在 → 古馬で覚醒=晩成型 |
② キャリア消耗度 | ○ | 17戦、5歳以降でGⅠ挑戦 → 疲弊は軽度 |
③ 構造適性(中山・阪神) | ◎ | 中山2200勝ち+阪神2000・2200好走あり |
④ 人気と評価落ち | ○ | 国内GⅠ未勝利+海外帰りで人気過剰にならない |
✅ 結論:該当度=A(高一致度/買える6歳構造)
ローシャムパークは、
- 晩成型で古馬になって開花
- 立ち回りコース適性(中山・阪神)を実戦で証明
- GⅠで大崩れしない安定感+人気は微妙に落ちる
- 使い減りしていない=体力温存型
👉 ヒシイグアス型 × ゴールドアクター型のハイブリッド構造
→ “消耗しきっていない完成型”として買える6歳馬の理想形

これ、完全一致やんw w w w w

構造上はほぼ突破6歳馬データに合致します。鞍上乗り替わりが気になりますが・・・

ゾエケン・・・かぁ・・・お祭り男だ・・し・・・(小声)
🐴 ボルドグフーシュ(牡6)|宝塚記念2025想定13番人気
【①】3歳春での完成度は?《晩成型か?》
内容 |
---|
クラシック春:未出走(京都新聞杯3着が最初の重賞) |
本格化は**夏以降(菊花賞2着、有馬記念2着)**と秋に爆発的成長 |
2歳時は新馬6着→未勝利勝ちまで時間を要した完全な「ゆっくり型」 |
📌 評価:◎ 明確な晩成型
- クラシック春不出走=キセキ/ヒシイグアス型
- 「成長遅め+秋から急上昇」という典型的な覚醒パターン
【②】キャリア消耗度は?《使い減りしていないか?》
内容 |
---|
通算15戦、6歳春までGⅠ・GⅡ中心だが出走数は控えめ |
2024年は秋3戦(チャレンジC→AJCC→大阪杯)でリズムも緩やか |
GⅠ連続好走はやや古い(3歳秋〜4歳年初)だが、フレッシュ感は残る |
📌 評価:○ そこそこ健全な蓄積型
- ジャスティンパレスほどのGⅠ酷使はなく、年3戦ペース維持
- 体調も安定しており、“使い減り”の兆候は見られない
【③】阪神内回り/中山などの“構造適性”
内容 |
---|
中山:2022年有馬記念2着(GⅠ)/2025年AJCC 4着 |
阪神:阪神大賞典2着/大阪杯8着(2025年)、チャレンジC 4着(2024年) |
宝塚記念は未経験だが、似た条件での適性は一定示している |
📌 評価:○ 阪神2200は未知だが、構造適性は十分示している
- 特に中山2500の2着(2022)と阪神3000での好走は持続力&立ち回り適性の証明
- 「直線一気ではなくロングスパート型」に分類される
【④】春GⅠ凡走 → 人気急落か?
内容 |
---|
2025年大阪杯12番人気8着 → もともと人気落ち状態 |
今回も「6歳で終わったか?」という評価が市場のベースにありそう |
📌 評価:◎ 評価落ちきっているパターン
- 「終わった感」が漂っているが、展開ハマれば突っ込む力は残っている
- 妙味としては最も“見放されやすい買いパターン”
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | ◎ | クラシック春未出走 → 秋に本格化 |
② キャリア消耗度 | ○ | 15戦。GⅠ中心も疲労感は強くない |
③ 構造適性(中山・阪神) | ○ | 中山2着、阪神3000対応あり(宝塚は未経験) |
④ 人気と評価落ち | ◎ | 大阪杯12人気8着 → 完全に忘れられている |
✅ 結論:該当度=A(買える6歳構造/妙味大)
- 「キセキ型の典型」=成長遅型+中山実績+スタミナ持続型
- キャリアも年3戦ペースで消耗感少なめ
- 阪神2200の実績はないが、構造的にフィットしやすい特性
- 評価が落ちきっている今が最大の狙い目
👉 過去の2着馬たちとほぼ完全に一致するプロファイル
→ 人気がないからこそ買える“毒キノコ否定型”の6歳

え?ちょ・・買えるやん!ボルドグフーシュ!!

一気に駆け上がったロベルト系。屈腱炎で長期休養を余儀なくされましたが復帰後2戦もG1級の相手に十分戦えていますし妙味は高いと判断します。
🐴 チャックネイト(セ7)|宝塚記念2025想定14番人気
【①】3歳春での完成度は?《晩成型か?》
内容 |
---|
クラシック春は出走なし(2021年春=未勝利戦)→ 3歳夏〜秋で1勝クラス勝利 |
本格化は5歳以降(2023年に3勝クラス突破、2024年AJCCで重賞初制覇) |
📌 評価:◎ 明確な晩成型
- 3歳春は未完成 → 秋以降に成長=キセキ/ヒシイグアス型に合致
- 初重賞勝利が6歳目前で、年齢以上にキャリアは若い
【②】キャリア消耗度は?《使い減りしていないか?》
内容 |
---|
通算20戦だが、OP入り後のレースは限定的(重賞経験も少なめ) |
GⅠは2024年天皇賞春(14着)のみで、他はGⅡ中心。年3〜4戦ペース |
📌 評価:○ 消耗は軽度〜中度
- 出走数はやや多いが、激戦歴や遠征疲れは少ない
- しかもセン馬で気性面も安定、使われ方も丁寧
【③】阪神内回り・中山実績などの“構造適性”
内容 |
---|
中山:AJCC(2024年1着/2025年13着)、日経賞(2025年2着) |
阪神2200:未経験だが、阪神3000m相当の持続型GⅡ経験あり |
勝ち鞍や好走歴の多くは中山2200/東京2400〜2500あたり |
📌 評価:◎ 構造適性は証明済
- 特に中山2200実績=宝塚記念の前提条件に合致
- AJCC&日経賞の両方で先行〜好位抜け→立ち回り型+持続型の証拠
【④】春GⅠ凡走 → 評価下落か?
内容 |
---|
GⅠ経験は2024年天皇賞春(9番人気14着)=完全に評価を落とした形 |
日経賞2着も地味な内容と捉えられ、人気は現在10番手以下想定 |
📌 評価:◎ 妙味ありすぎる地味系高齢馬
- 「評価されないが、構造的には十分買える」という典型
- 人気の裏に構造的好条件が潜むパターン
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | ◎ | 3歳春未完成→5〜6歳で完成=晩成型 |
② キャリア消耗度 | ○ | 20戦だが無理使いなし、消耗感軽度 |
③ 構造適性(中山・阪神) | ◎ | 中山2200重賞勝ち・好走歴多数 |
④ 人気と評価落ち | ◎ | GⅠ成績乏しく地味、人気なし=妙味あり |
✅ 結論:該当度=A(完全構造該当/セン馬ゆえの安定型)
- キセキ/ヒシイグアス型に近い構造
- 中山2200の勝ち鞍、立ち回り型、晩成、疲労感なし
- 7歳だが“年齢ではなく構造”で生き残るタイプ
- 地味だが条件は整っている妙味馬
👉 「6歳・7歳=消し」の先入観を打ち破る、構造的に最も狙いやすい高齢馬の1頭

確かに、オープン入りしてからは狙い定めて使われている感じは受けるぜ・・

3勝クラスを突破するのに時間を要したぶん活躍が遅くなったタイプです。今回は急遽ですがレーン騎手騎乗になりました。

堀+レーン・・・うっ頭が・・
🐴 シュヴァリエローズ(牡7)|宝塚記念2025想定16番人気
【①】3歳春での完成度は?《晩成型か?》
内容 |
---|
クラシック春:皐月賞出走11着(完敗) → 春は間に合ったが壁にぶつかる |
GⅠ級での実績は長らくなく、**本格化は2024年(6歳秋の京都大賞典勝利)**からという評価も可能 |
📌 評価:○ 晩成傾向あり
- 春クラシックには間に合っていたが、善戦止まりで頭角を現したのは晩年
- 本格化が6歳秋以降という意味で**“リバイバル型晩成”**
【②】キャリア消耗度は?《使い減りしていないか?》
内容 |
---|
通算33戦。近3年は年6~7戦ペースで明らかに多め |
2024年:京都記念→メトロ→目黒→京都大賞典→ステイヤーズ→日経賞→天皇賞春 とGⅡ以上をロングローテで連戦中 |
📌 評価:× 使い込みすぎ=“疲弊型”
- 過去の好走6歳馬(年2~3戦)と比較すると明らかにオーバーワーク
- 直近も天皇賞春→宝塚と間隔詰めてGⅠ連戦=回復リスク高
【③】阪神内回り/中山などの“構造適性”
内容 |
---|
中山:日経賞12着(2025)、ステイヤーズS勝利(3600m)、ホープフル5着などあり |
阪神2200:未経験。ただし京都記念1着、目黒記念2着など持続力レースで健闘あり |
宝塚に似たコースは非経験だが、長距離対応力と体力型の適性は見せている |
📌 評価:△ 中山実績はやや弱いが“持続力型”の適性は示唆
- 宝塚記念の阪神2200に“完全適合”ではないが、外回り持続型の傾向はあり
- 中山での勝ち鞍なし=構造再現タイプとは言い難い
【④】春GⅠ凡走 → 評価下落か?
内容 |
---|
2025年天皇賞春=7着(9人気)/日経賞12着 → 直線的には“見限られている”状態 |
GⅡ・GⅢでは好走するが、GⅠでは評価が常に低い傾向あり |
📌 評価:○ 妙味ある地味型
- 構造よりも「評価されない→妙味あり」型
- オッズは10番人気以下想定 → 市場は半信半疑で“消し人気”傾向
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | ○ | 6歳秋から重賞連勝=後期晩成型に近い |
② キャリア消耗度 | × | 33戦。明確な使い減りタイプで反動懸念 |
③ 構造適性(中山・阪神) | △ | 宝塚構造への適応度は限定的 |
④ 人気と評価落ち | ○ | 妙味ありの地味評価型。軽視されやすい |
✅ 結論:該当度=C(非該当寄り/消耗過多の後期開花型)
- 後期型の本格化パターンには該当するが、使い減りと適性のズレが大きい
- 中山・阪神での決定的な構造再現がないため、「買える高齢馬構造」には非該当
- 妙味狙いとしては成立するが、構造一致型ではない
👉 評価軸は「晩成+過小評価」ではあるが、買い材料よりも“構造ズレと疲労”のリスクが上回る

流石に買いづらい・・な。うん。

解析でもC評価になったように買い目には入れづらいです。
🐴 プラダリア(牡6)|宝塚記念2025想定17番人気
【①】3歳春での完成度は?《晩成型か?》
内容 |
---|
青葉賞1着 → ダービー5着=クラシック春にしっかり間に合った実績馬 |
本格化はそこからやや停滞後、5歳(京都大賞典)で重賞制覇→復調基調 |
📌 評価:△ 順調成長型であり晩成ではない
- クラシック春に明確な実績=キセキ型・ヒシイグアス型と異なる
- 成長の遅れではなく、完成は3歳春にほぼ到達していた
【②】キャリア消耗度は?《使い減りしていないか?》
内容 |
---|
通算21戦。2024年は大阪杯→宝塚→香港→京都大賞典→天皇賞春とG1/G2連戦 |
年5〜6戦ペースで、やや使い詰め気味 |
📌 評価:△ やや消耗型寄り
- ジャスティンパレスやシュヴァリエローズほどではないが、疲労蓄積の兆しあり
- 6歳春時点での“ピークアウト懸念”は否定できず
【③】阪神内回り or 中山型構造の適性は?
内容 |
---|
宝塚記念:2023年6着、2024年4着と連続して好走圏内に入っている |
京都記念勝ち(2024年)、阪神芝2000の大阪杯でも差のない6着 |
内回り/持続力勝負の対応力は証明済み |
📌 評価:◎ 完全適合
- 2年連続の宝塚好走 → 舞台適性は証明済み
- 過去の6歳馬(キセキ)のような“宝塚3回目で激走”の再現パターンに近い
【④】春GⅠ凡走 → 人気急落か?
内容 |
---|
天皇賞春10着(着差3.1秒)=完敗+京都記念でも着外 → 評価は下落傾向 |
想定人気10番手圏で、「終わった」と見られ始めている |
📌 評価:○ 評価急落中で妙味あり
- 宝塚記念好走実績を軽視されていれば、買いのタイミング
【⑤】総合評価と該当度
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
① 成長タイミング | △ | クラシック春に完成=晩成型ではない |
② キャリア消耗度 | △ | やや過密ローテ気味=使い減り懸念あり |
③ 構造適性(中山・阪神) | ◎ | 宝塚連続好走で条件面は問題なし |
④ 人気と評価落ち | ○ | 春GⅠ敗戦→軽視傾向=妙味十分 |
✅ 結論:該当度=B(構造再現型/消耗懸念あり)
- キセキ型のような「晩成 × 構造証明型」ではないが、宝塚記念における再現性/舞台適性はすでに実証済み
- ただし消耗と完成度の高さゆえ、“上がり目”よりは“安定実績の再現狙い”
👉 「構造適性の再現で買う」タイプ
→ すでに力証明済の6歳馬を人気急落で拾えるなら、妙味はある

キセキのマイナーチェンジ型だよな。

言えてますね。人気以上には好走する可能性はありますが3着以内は厳しいと判断します。
【まとめ】本当に6歳馬は「買えない」のか?
「6歳馬が来ない」は半分正解、半分誤解。
大事なのは“年齢”よりも“構造”。
馬の成長パターン、消耗度、そして舞台適性が一致したとき、年齢という数字はむしろ“盲点”になります。
✅ “買える6歳・7歳”の条件まとめ
- 晩成型(3歳春クラシック非参戦 or 低実績)
- 年2~3戦の軽いローテーション=フレッシュ
- 中山実績 or 宝塚記念出走歴あり
- 現在の人気が評価低下している(=妙味)
🧭 今年の注目馬:
- ローシャムパーク:完全構造該当/理想的6歳
- ボルドグフーシュ:成長型スタミナ馬×過小評価=穴狙いに最適
- チャックネイト:セン馬ゆえの安定性+中山構造特化型

Goronago Horse Racing AIは過去の好走6歳馬をプロファイルし今回の出走6歳馬7歳馬から3頭がマッチングしました。是非予想の参考にしてください。
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