京都11R スワンステークス2026(GII)出馬表と全頭分析|構造を読み、馬の輪郭を捉える。
2026年10月12日、京都競馬場の11Rで行われるスワンステークス(GII・芝1400m・18頭)の出馬表です。各馬の騎手・血統・走りの型と近走を、GHR評価から読み解きます。 略称:スワンS。
このレースの輪郭
コースの重力に、出走馬の構成を重ねる。
前傾消耗戦を想定する京都芝1,400m。馬Rだけで並べず、血統の設計図、三軸が示す席と脚、近走のR時計を重ねて各馬の輪郭を読みます。
GHR評価一覧
馬番順 · 馬名から詳細へ
父と母父、その系統の組み合わせから馬の輪郭を捉え、実際の走りに重ねる。
| 馬名 / 性齢・斤量・馬体重 / 騎手 / 厩舎 / 生産 | 三軸到達クラス / 席・脚・条件 / 先行力・持久力・瞬発力 | 想定ポジション | 好走パターン | 特殊アビリティ血統 / 戦績 / 素質(片鱗・開花) / 好走コース適性 | 取得ラベル | 系統 / 父・母父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 想定4人気ダイヤモンドノット牡3 55.0kg 484(前走)乗替横山武史A△−栗東福永祐一中4週【重賞◎】NF主-芝-標生産坂東牧場 | 重賞◎R 116-9R820%PlEst12n/t12s 先行0.30 持久0.53 瞬発0.76 | L | 上り34.2 4角2.5番手 好走6/9走 ペース速めペース持続型 4/4 距離・馬場芝1400m 芝重◎1/1 芝稍重◎1/1 芝良○4/7 枠外枠◎2/2 中枠○3/5 内枠○1/2 | 📐非根幹好き 直線坂◎関西主場◎大箱○関東主場○ | 🏆配9位🎖厩9位 | 米国型ノーザンダンサー系ストームキャット系ブリックスアンドモルタル日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系ディープインパクト |
| 2 | 想定10人気ショウナンザナドゥ牝4 55.0kg 460(前走)乗替池添謙一B▽±栗東松下武士中6週【重賞◎】NF主-芝ダ-標生産ノーザンファーム | 重賞○R 110-16R158%LMSet12h~ 先行0.40 持久0.38 瞬発0.69 | P | 上り34.3 4角3.7番手 好走6/16走 ペース標準後傾瞬発戦 2/2 距離・馬場芝1400m – 枠外枠○3/5 中枠○2/3 | 🔁連闘上昇 ローカル◎平坦◎関東主場○ | ⭐父2位🎖騎🏡牧1位 | 日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+米国型キズナ米国型ナスルーラ系エーピーインディ系Pulpit |
| 3 | 想定15人気レイベリング牡6 57.0kg 486(前走)乗替鮫島克駿A++美浦鹿戸雄一4ヶ月±【重賞○】NF主-芝-休生産Sir Nicholas & Lady Nugent | 重賞△↑↓R 114-11R1013%PmEt12h~ 先行0.24 持久0.48 瞬発0.58 | P | 上り34.5 4角5.7番手 好走9/26走 ペース前傾消耗戦 3/7 距離・馬場芝1400m(参・4/10) – 枠中枠○3/5 | 🔁連闘上昇 関西主場○平坦○洋芝○ローカル○ | 🎖騎3位 | 欧州型ノーザンダンサー系サドラーズウェルズ系Frankel欧州型ネイティヴダンサー系エタン系Docksider |
| 4 | 想定8人気スズハローム牡6 57.0kg 468(前走)継続藤懸貴志D±栗東牧田和弥4ヶ月−【重賞△】散-芝ダ-標生産アラキファーム | 重賞○R 111-14R1213%BmEt16n/t16ds~ 先行0.00 持久0.60 瞬発0.69 | B | 上り33.8 4角7.5番手 好走10/22走 ペース深いスロー瞬発戦 2/3 距離・馬場芝1600m(参・5/10) 芝稍重○2/3 枠外枠○4/7 | ⏱高速馬場対応 関西主場○アップダウン○ローカル○ | 🏆配6位 | 日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+米国型サトノダイヤモンド米国型ノーザンダンサー系ダンシングブレーヴ系ローレルゲレイロ |
| 5 | 想定17人気ビッグシーザー牡6 57.0kg 518(前走)継続M.デムC±栗東杉山晴紀中4週【GI△】NF中-芝-標生産バンブー牧場 | 重賞○↓R 111-15R148%PmSt12h/t12n 先行0.17 持久0.46 瞬発0.82 | B | 上り34.2 4角3.7番手 好走12/24走 ペース前傾消耗戦 9/14 距離・馬場芝1200m(参・12/23) 芝稍重◎1/1 芝重○1/2 枠中枠○4/6 | 🔥開花(スプリンター) アップダウン◎小回り◎関西主場○ローカル○ | 🎖厩1位 | 欧州型ナスルーラ系サクラバクシンオー系ビッグアーサー米国型ノーザンダンサー系ストームキャット系Tale of Ekati |
| 6 | 想定12人気ウインマーベル牡7 57.0kg 484(前走)継続松山弘平S+美浦深山雅史11ヶ月−【OP3勝○】散-芝-標生産コスモヴューファーム | GI△R 118-8R720%PEt12h 先行0.17 持久0.58 瞬発0.54 | M | 上り34.5 4角4.5番手 好走18/30走 ペース前傾消耗戦 12/15 距離・馬場芝1200〜1400m 芝良◎15/21 芝重○2/4 枠中枠◎7/8 内枠○5/8 | 🌱亜種:芝馬化 平坦◎小回り◎直線坂○大箱○ | 🎖騎2位 | 米国型ミスタープロスペクター系フォーティーナイナー系アイルハヴアナザー日本型サンデーサイレンス系フジキセキ系フジキセキ |
| 7 | 想定18人気ネオトキオ牡6 57.0kg 461(前走)継続安藤洋一南関A大井荒山勝徳中11週生産ヴェルサイユファーム | OP3勝○R 103-22R188%PlEd12h 先行0.31 持久0.97 瞬発1.00 | M | 上り36.9 4角5.5番手 好走25/35走 ペース前傾消耗戦 0/2 距離・馬場ダート1000〜1400m ダート稍重◎7/8 ダート重◎6/8 ダート不良◎3/4 枠中枠◎10/11 内枠◎7/10 外枠○8/14 | – | ⭐父2位🏆配2位 | 日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+米国型キズナ欧州型ミスタープロスペクター系ドバウィ系Dubawi |
| 8 | 想定5人気サンダーストラック牡3 55.0kg 530(前走)乗替吉村誠之A▽−美浦木村哲也中10週±【GI◎】NF専-芝-休生産ノーザンファーム | 重賞○↓R 109-17R168%PDst16h/t16ds 先行0.06 持久0.22 瞬発0.49 | M | 上り34.3 4角4.5番手 好走2/6走 ペース前傾消耗戦 1/2 距離・馬場芝1600m(参・2/5) 芝良○2/4 枠内枠◎1/1 | 🌟片鱗(クラシック) 小回り◎関東主場○アップダウン○大箱○ | ⭐父1位🏆配8位🏡牧1位 | 欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系ロードカナロア欧州型ノーザンダンサー系ダンチヒ系Hinchinbrook |
| 9 | 想定1人気オフトレイル牡5 58.0kg 462(前走)継続菅原明良A▽−−栗東吉村圭司4ヶ月−【重賞◎】散-芝ダ-標生産Godolphin | 重賞◎R 125-1R236%-1ptMbEt16n~ 先行0.00 持久0.80 瞬発0.86 | B | 上り33.8 4角8.8番手 好走12/19走 ペース前傾消耗戦 4/4 距離・馬場芝1400〜1800m 芝良○12/19 枠内枠◎6/7 中枠○5/8 | 関西主場◎アップダウン◎ローカル◎平坦◎ | 🎖厩7位 | 欧州型ノーザンダンサー系ヌレイエフ系Farhh欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系Kingmambo |
| 10 | 想定14人気ララマセラシオン牡5 57.0kg 530(前走)乗替横山琉人B±美浦大竹正博中6週【重賞○】NF中-芝-休生産ヒダカファーム | OP3勝○↑R 112-13R1113%MEt12h/t12ds 先行0.01 持久0.67 瞬発0.70 | B | 上り33.7 4角9.3番手 好走6/16走 ペース深いスロー瞬発戦 3/3 距離・馬場芝1400m 芝良○6/12 枠外枠○3/6 | 🌱亜種:芝馬化📐非根幹マイスター🌿休み明け良好 関西主場◎平坦◎アップダウン◎大箱○ | – | 米国型ナスルーラ系エーピーインディ系カリフォルニアクローム米国型ノーザンダンサー系ヴァイスリージェント系クロフネ |
| 11 | 想定13人気レザベーション牡3 56.0kg 462(前走)継続原優介C±栗東松下武士中4週【重賞◎】NF主-芝ダ-標生産松田牧場 | 重賞○R 115-11R913%PlSet16s 先行0.26 持久0.43 瞬発0.64 | P | 上り34.3 4角2.7番手 好走3/8走 ペース標準後傾瞬発戦 3/5 距離・馬場芝1600m – 枠内枠○2/3 | 👑王者の道🎯マーク屋 直線坂○小回り○ | 🏆配7位 | 日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+欧州型ダノンプレミアム欧州型ナスルーラ系トニービン系ジャングルポケット |
| 12 | 想定7人気アイサンサン牝4 55.0kg 454(前走)継続幸英明B±栗東橋田宜長中1週−【重賞○】NF中-ダ-詰生産サンデーヒルズ | 重賞○↓R 111-14R138%LSt12n~ 先行0.43 持久0.37 瞬発0.66 | M | 上り34.3 4角2.3番手 好走7/14走 ペース標準後傾瞬発戦 3/5 距離・馬場芝1600m 芝良○7/13 枠外枠○4/6 | ⏱高速馬場対応 アップダウン◎大箱○関西主場○ローカル○ | ⭐父2位🎖騎10位 | 日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+米国型キズナ米国型ターントゥ系ロベルト系シンボリクリスエス |
| 13 | 想定6人気マイネルチケット牡4 57.0kg 474(前走)継続津村明秀B±栗東宮徹4ヶ月−【重賞○】ビッグレッド中-芝-詰生産ビッグレッドファーム | 重賞△R 120-6R528%MSt12s 先行0.11 持久0.44 瞬発0.80 | M | 上り33.9 4角4.8番手 好走11/15走 ペース標準後傾瞬発戦 5/5 距離・馬場芝1400〜1600m 芝良◎9/12 芝稍重◎2/2 枠外枠◎6/6 内枠○3/5 中枠○2/4 | 大箱◎関東主場◎関西主場◎アップダウン◎ | 🏆配10位 | 日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+米国型ダノンバラード日本型サンデーサイレンス系サンデーサイレンス系+米国型マツリダゴッホ |
| 14 | 想定9人気ワイドラトゥール牝5 55.0kg 446(前走)乗替北村友一A−栗東藤原英昭5ヶ月−【重賞◎】NF主-芝-詰生産フジワラファーム | 重賞○↓R 119-7R620%BmEt12h/t12n 先行0.00 持久0.72 瞬発0.80 | B | 上り34.0 4角9.8番手 好走6/17走 ペース前傾消耗戦 3/6 距離・馬場芝1400m – 枠外枠○4/7 | 🌱亜種:芝馬化📐非根幹好き ローカル○アップダウン○平坦○ | 🎖騎6位🎖厩6位 | 米国型ナスルーラ系エーピーインディ系カリフォルニアクローム日本型サンデーサイレンス系アグネスタキオン系アグネスタキオン |
| 15 | 想定3人気ジョイフルニュース牝4 55.0kg 454(前走)継続大野拓弥B±美浦大竹正博6ヶ月±【重賞○】NF中-芝-休生産社台ファーム | OP3勝○↑R 122-3R428%PmSet16n/t16s 先行0.17 持久0.78 瞬発0.82 | P | 上り34.1 4角3.8番手 好走8/8走 ペース速めペース持続型 3/3 距離・馬場芝1600〜1800m 芝良◎8/8 枠中枠◎4/4 内枠◎3/3 外枠◎1/1 | 小回り◎関東主場◎直線坂◎大箱◎ | ⭐父1位🏡牧2位 | 欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系ロードカナロア米国型ミスタープロスペクター系フォーティーナイナー系Fortify |
| 16 | 想定16人気ランフォーヴァウ牝4 55.0kg 456(前走)乗替石川?栗東福永祐一中6週【重賞◎】NF主-芝-標生産社台ファーム | 重賞○↓R 109-17R178%MpEt12h/t16n 先行0.10 持久0.55 瞬発0.61 | B | 上り34.4 4角3.5番手 好走4/13走 ペース前傾消耗戦 2/7 距離・馬場芝1400m(参・2/4) – 枠中枠○1/2 | 大箱○平坦○ | ⭐父1位🏆配3位🎖厩9位🏡牧2位 | 欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系ロードカナロア日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系ディープインパクト |
| 17 | 想定11人気ミニトランザット牡4 57.0kg 472(前走)乗替西村淳也S±栗東杉山佳明中7週【重賞△】社台中-芝ダ-詰生産社台ファーム | 重賞△R 124-2R336%-1ptBmSt16s/t16n 先行0.03 持久0.59 瞬発0.88 | B | 上り33.9 4角7.7番手 好走9/12走 ペース標準後傾瞬発戦 3/3 距離・馬場芝1600m 芝良◎7/9 芝稍重○2/3 枠中枠◎4/5 内枠◎3/4 外枠○2/3 | 直線坂◎関西主場◎ローカル◎小回り◎ | ⭐父9位🏆配5位🎖騎4位🏡牧2位 | 欧州型ターントゥ系ロベルト系+SS系エピファネイア日本型サンデーサイレンス系サンデーサイレンス系+米国型ゼンノロブロイ |
| 18 | 想定2人気エリカエクスプレス牝4 55.0kg 472(前走)継続武豊S−栗東杉山晴紀中9週【GI△】NF中-芝-標生産三嶋牧場 | 重賞○R 126-0R144%-3ptLpDet16n/t16h 先行0.91 持久0.24 瞬発0.41 | L | 上り35.5 4角1.8番手 好走5/10走 ペース前傾消耗戦 2/2 距離・馬場芝1800m 芝稍重○2/3 枠外枠○2/4 中枠○2/3 | 🌟片鱗(クラシック) 洋芝◎平坦◎関西主場○小回り○ | ⭐父9位🎖騎5位🎖厩1位🏡牧5位 | 欧州型ターントゥ系ロベルト系+SS系エピファネイア欧州型ノーザンダンサー系サドラーズウェルズ系Galileo |
数字の奥にある、馬の姿。
ダイヤモンドノット
牡3 55.0kg 484(前走)乗替横山武史A△−栗東福永祐一中4週【重賞◎】NF主-芝-標生産坂東牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 116-9R820%先行寄り・逃げにまたがる / 持久寄り・瞬発にまたがる / 中立の芝短距離+後傾の芝短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝重◎1/1 芝稍重◎1/1 芝良○4/7
血統父ブリックスアンドモルタルは米国型ノーザンダンサー系のストームキャット系、自身は米国芝クラシックで活躍、系統の走法は消耗。芝で勝ち上がったブリックスアンドモルタル産駒56頭は、芝の勝ち上がり全体より重賞まで届く馬が18pt少なく、瞬発型が16pt多く、マイルを主戦場にする馬が18pt多い=終いを一瞬で切る血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒81頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ゴンバデカーブース(母父も同じ・重賞○)はサウジアラビアRCで1着(東京芝1600m・標準後傾瞬発戦)を逃げから瞬発型で走った(表の3頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒3頭が好走し、舞台の実績はまだ薄い。近親では半兄ゾンニッヒ(父ラブリーデイ)が重賞で好走しており、母系にも上の格へ届く下地はある。
体現三軸は【重賞◎】Pl-Es-t12n/t12s。走りの特徴は先行(逃げも)・持久型(瞬発も)、芝短距離の中立が主戦場。特殊アビリティでは、非根幹好き(芝1400・1800mで走る)は今回が出番の条件。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場◎(5走中4走で好走)・アップダウン○(2走中1走で好走)・大箱○(3走中2走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは速めペース持続型(4走中4走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(持続戦と消耗戦)。今回の芝1400mでは、4走中4走で好走している。
実走馬R116はメンバー8位で、想定R126との差は-9。2歳秋に評価が上がって以降、R120前後で安定している。力の裏付けは中スポ賞ファルコンS(1着・R122)で、速めペース持続型を道中5番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。京都芝1400mは1戦0勝だが、走ったのは力をつける前だけで今の水準とは比べられない。芝短距離(力をつけてから3走)では中身が安定期のRより5低い。NHKマイルCは5着でも中身はR121と安定期のR並みで、主戦場の外による着順の目減り。同じ面・距離で勝った3戦は道中2〜5番手から持久力で、流れは速めペース持続型2・標準後傾瞬発戦1(前後差-1.5〜+0.4)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。大きく崩れた前例がない。揺らぎ(状態):前走産経賞セントウルS(1200m)のR109は普段より低い。ただし今回は距離と相手の格が変わるため、同じ条件での能力低下とは分けて考える。揺らぎ(騎手との共有経験):横山武史とは初コンビで、相性はまだ測れない。
4角合流道中は逃げで運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中2〜10番手にいる想定が約71%を占め、平均は6.1番手。先頭に立つ想定は12%、3番手以内は35%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、もみじS(京都芝1400m)で道中2番手、4角2番手、上がり3F33.3秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた9走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.18。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、3走前の中スポ賞ファルコンS(中京芝1400m)を勝っている。そのときは道中5番手、4角4番手で、上がり3Fは33.6秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走の産経賞セントウルS(重賞・1200m・8着)、NHKマイルC(GI・1600m・5着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。今回の条件では「非根幹好き」が評価を上げる材料になる。時計からの馬R116.5は想定R125.7を9.2下回る。時計の平均評価では見劣るが、中スポ賞ファルコンSで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。単勝オッズは10.2倍。人気は4番人気、時計からの馬R順位は8位。時計順位より人気でも、中スポ賞ファルコンSで示した芝1400mの実績があり、順位差だけで評価を下げず、今回はその走りの再現を見込みたい。
R推移 9採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2025/06/14 | 2歳新馬 | 3着 | 80 | 88 |
| 2025/07/12 | 2歳未勝利 | 4着 | 75 | 84 |
| 2025/09/14 | 2歳未勝利 | 1着 | 103 | 93 |
| 2025/10/19 | もみじS(OP) | 2着 | 115 | 101 |
| 2025/11/08 | 京王杯2歳S(GII) | 1着 | 115 | 106 |
| 2025/12/21 | 朝日フューチュリティ(GI) | 2着 | 133 | 113 |
| 2026/03/21 | 中スポ賞ファルコンS(GIII) | 1着 | 122 | 116 |
| 2026/05/10 | NHKマイルC(GI) | 5着 | 121 | 118 |
| 2026/09/06 | 産経賞セントウルS(GII) | 8着 | 109 | 116 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ショウナンザナドゥ
牝4 55.0kg 460(前走)乗替池添謙一B▽±栗東松下武士中6週【重賞◎】NF主-芝ダ-標生産ノーザンファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○R 110-16R158%逃げと中団を走り分け / 瞬発寄り・持久にまたがる / 前傾の芝短距離(条件は多岐)
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
–
血統父キズナは日本型サンデーサイレンス系のディープインパクト系+米国型、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久・瞬発。芝で勝ち上がったキズナ産駒202頭は、芝の勝ち上がり全体より中距離を主戦場にする馬が9pt多い=距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父米国型ナスルーラ系に絞ると(好走産駒49頭)、父全体より芝の好走が61%→71%。母父で絞ると、父全体とは異なる適性の傾向が見られる。代表産駒フルール(母父の小系統まで同じ・重賞△)は札幌日経賞で2着(札幌芝2600m・深いスロー瞬発戦)を先行から粘り型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒16頭が好走し(古馬7頭)、舞台の直接データを持つ血。近親では半姉ミアネーロ(父ドゥラメンテ)が重賞で好走しており、母系にも上の格へ届く下地はある。
体現三軸は【重賞○】LM-Se-t12h~。走りの特徴は逃げと中団を走り分け・瞬発型(持久も)、芝短距離の前傾が主戦場。特殊アビリティでは、連闘上昇の連闘〜中2週は今回の条件ではない。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場×(11走中3走で好走)・アップダウン△(6走中2走で好走)・大箱△(9走中4走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(2走中2走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mでは、5走中3走で好走している。
実走馬R110はメンバー15位で、想定R126との差は-16。R104前後で推移してきた。力の裏付けはフィリーズレビュー(1着・R98)で、前傾消耗戦を道中10番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が速い流れ(+2.6)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。京都芝1400mは1戦0勝、ここでの中身は安定期のRより10高く、この舞台との相性はよい。都大路Sは13着でも中身はR105と安定期のR並みで、主戦場の外による着順の目減り。同じ面・距離で勝った2戦は道中1〜10番手から瞬発力で、流れは前傾消耗戦2(前後差+1.2〜+2.6)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。主戦場での崩れは前半の位置が後ろになったとき(京阪杯・阪神C)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):池添謙一とは11戦2勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均10.0番手、ほかの騎手では8.0番手。溜めて運ぶ乗り方で、位置で崩れる本馬には、前半で置かれるリスクを抱える相性。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中3〜11番手にいる想定が約64%を占め、平均は7.0番手。先頭に立つ想定は9%、3番手以内は27%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、MBS賞スワンS(京都芝1400m)で道中10番手、4角10番手、上がり3F33.8秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた16走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は-0.12。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2025年のフィリーズレビュー(阪神芝1400m)を勝っている。そのときは道中10番手、4角11番手で、上がり3Fは34.8秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。芝1400mで比較できる5走の平均はR108。普段の水準(R104)を4上回り、今回の条件は評価を上げる材料になる。今回の条件では「好走コース適性(関西主場×)」が評価を下げる材料になる。時計からの馬R110.0は想定R125.7を15.7下回る。時計の平均評価では見劣るが、フィリーズレビューで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、好走コース適性(関西主場×)は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは17.4倍。人気は10番人気、時計からの馬R順位は15位。フィリーズレビューで示した芝1400mの実績を評価に残したい。好走コース適性(関西主場×)が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 16採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/06/01 | 2歳新馬 | 2着 | 109 | 103 |
| 2024/06/22 | 2歳未勝利 | 1着 | 103 | 104 |
| 2024/10/26 | アルテミスS(GIII) | 3着 | 102 | 105 |
| 2024/12/08 | 阪神ジュベナイルF(GI) | 4着 | 100 | 106 |
| 2025/02/15 | デイリー杯クイーンC(GIII) | 9着 | 100 | 105 |
| 2025/03/08 | フィリーズレビュー(GII) | 1着 | 98 | 105 |
| 2025/04/13 | 桜花賞(GI) | 10着 | 97 | 104 |
| 2025/05/11 | NHKマイルC(GI) | 16着 | 96 | 103 |
| 2025/09/07 | 産経賞セントウルS(GII) | 5着 | 105 | 104 |
| 2025/10/13 | MBS賞スワンS(GII) | 10着 | 114 | 107 |
| 2025/11/30 | 京阪杯(GIII) | 15着 | 90 | 105 |
| 2025/12/27 | 阪神C(GII) | 15着 | 95 | 103 |
| 2026/03/29 | 六甲S(L) | 7着 | 113 | 105 |
| 2026/05/24 | 都大路S(L) | 13着 | 105 | 105 |
| 2026/06/14 | パラダイスS(L) | 2着 | 116 | 108 |
| 2026/08/22 | 朱鷺S(L) | 1着 | 117 | 110 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
レイベリング
牡6 57.0kg 486(前走)乗替鮫島克駿A++美浦鹿戸雄一4ヶ月±【重賞○】NF主-芝-休生産Sir Nicholas & Lady Nugent血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞△↑↓R 114-11R1013%先行寄り・中団にまたがる / 持久 / 前傾の芝短距離(条件は多岐)
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
–
血統父Frankelは欧州型ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系、自身は欧州マイルで活躍、系統の走法は持久。Frankel自身の芝の勝ち上がりは18頭と薄く、欧州型サドラーズウェルズ系で欧州マイル活躍の父の産駒31頭で読むと、芝の勝ち上がり全体よりマイルを主戦場にする馬が24pt多い。血統補完で母父欧州型ネイティヴダンサー系に絞った好走産駒はまだ2頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。代表産駒ソウルスターリング(母父の国別だけ同じ・GI◎)は優駿牝馬で1着(東京芝2400m・深いスロー瞬発戦)を先行から粘り型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒1頭が好走し、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【重賞△↑↓】Pm-E-t12h~。走りの特徴は先行(中団も)・持久型、芝短距離の前傾が主戦場。特殊アビリティでは、連闘上昇の連闘〜中2週は今回の条件ではない。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場○(10走中5走で好走)・アップダウン△(6走中2走で好走)・大箱△(15走中5走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(7走中3走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mでは、10走中4走で好走している。
実走馬R114はメンバー10位で、想定R126との差は-11。3歳夏に評価が上がって以降、R113前後で安定している。到達クラスの↑は、一つ上のクラスでも、その格に見合う走りを示したことを表す。昇級を期待する材料になる。力の裏付けは信越S(1着・R108)で、前傾消耗戦を道中4番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が速い流れ(+1.9)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。京都芝1400mは2戦0勝、ここでの中身は安定期のRより9高く、この舞台との相性はよい。安土城Sは6着でも中身はR122と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。京王杯スプリングCは17着でも中身はR119と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。同じ面・距離で勝った2戦は道中4〜5番手から持久力で、流れは速めペース持続型1・前傾消耗戦1(前後差+0.0〜+1.9)。想定はその幅の内側にあり、今回の流れはこれまでの勝ち方に合っている。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け3走の中身は安定期のRとほぼ同じで、休み明けは苦にしない。揺らぎ(騎手との共有経験):鮫島克駿とは初コンビで、相性はまだ測れない。揺らぎ(精神):美浦から京都への輸送。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中3〜11番手にいる想定が約64%を占め、平均は6.9番手。先頭に立つ想定は8%、3番手以内は27%で、順位には幅がある。実走例では、安土城S(京都芝1400m)で道中3番手、4角3番手、上がり3F33.6秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた26走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は-0.15。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2024年の信越S(新潟芝1400m)を勝っている。そのときは道中4番手、4角3番手で、上がり3Fは35.0秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走の京王杯スプリングC(重賞・1400m・17着)は、今回より上の格での結果である。京都芝1400mで比較できる2走の平均はR121。普段の水準(R113)を9上回り、今回の条件は評価を上げる材料になる。時計からの馬R114.4は想定R125.7を11.3下回る。時計の平均評価では見劣るが、信越Sで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。単勝オッズは44.1倍。人気は15番人気、時計からの馬R順位は10位。信越Sで示した芝1400mの実績を再現できれば、この人気から評価を見直す余地がある。
R推移 26採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2022/11/26 | 2歳新馬 | 1着 | 93 | 95 |
| 2022/12/18 | 朝日フューチュリティ(GI) | 3着 | 95 | 96 |
| 2023/02/12 | 共同通信杯(GIII) | 9着 | 91 | 96 |
| 2023/07/22 | 北辰特別(1勝クラス) | 1着 | 125 | 107 |
| 2023/08/12 | 羊ヶ丘特別(2勝クラス) | 1着 | 108 | 108 |
| 2023/11/19 | 秋色S(3勝クラス) | 9着 | 103 | 108 |
| 2023/12/17 | 六甲アイランドS(3勝クラス) | 2着 | 98 | 107 |
| 2024/02/10 | 雲雀S(3勝クラス) | 4着 | 112 | 108 |
| 2024/03/03 | 戎橋S(3勝クラス) | 1着 | 114 | 110 |
| 2024/03/30 | ダービー卿チャレンジ(GIII) | 8着 | 125 | 114 |
| 2024/05/05 | 鞍馬S(OP) | 7着 | 117 | 115 |
| 2024/06/22 | 青函S(OP) | 5着 | 107 | 114 |
| 2024/10/14 | 信越S(L) | 1着 | 108 | 112 |
| 2024/11/17 | マイルチャンピオンS(GI) | 16着 | 100 | 110 |
| 2025/01/13 | ニューイヤーS(L) | 7着 | 119 | 112 |
| 2025/04/27 | 読売マイラーズC(GII) | 8着 | 120 | 114 |
| 2025/06/01 | 安土城S(L) | 4着 | 120 | 116 |
| 2025/06/14 | 函館スプリントS(GIII) | 13着 | 118 | 116 |
| 2025/08/24 | 朱鷺S(L) | 5着 | 104 | 114 |
| 2025/10/18 | 富士S(GII) | 12着 | 118 | 113 |
| 2025/11/16 | オーロC(L) | 5着 | 113 | 113 |
| 2025/11/29 | キャピタルS(L) | 14着 | 107 | 112 |
| 2026/01/24 | 睦月S(OP) | 1着 | 111 | 111 |
| 2026/02/21 | 阪急杯(GIII) | 8着 | 115 | 112 |
| 2026/05/02 | 京王杯スプリングC(GII) | 17着 | 119 | 113 |
| 2026/05/31 | 安土城S(L) | 6着 | 122 | 114 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
スズハローム
牡6 57.0kg 468(前走)継続藤懸貴志D±栗東牧田和弥4ヶ月−【重賞△】散-芝ダ-標生産アラキファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○R 111-14R1213%後方寄り・中団にまたがる / 持久 / 中立の芝マイル+スロー後傾の芝マイル(条件は多岐)
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝稍重○2/3
血統父サトノダイヤモンドは日本型サンデーサイレンス系のディープインパクト系+米国型、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久。芝で勝ち上がったサトノダイヤモンド産駒48頭は、芝の勝ち上がり全体より重賞まで届く馬が13pt少なく、後傾戦で好走する馬が14pt多く、短距離を主戦場にする馬が18pt少ない=上がり勝負で脚が生き、距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父米国型ノーザンダンサー系に絞ると(好走産駒18頭)、父全体より短距離の好走が13%→25%。母父で絞ると、父全体とは異なる適性の傾向が見られる。代表産駒オールナット(母父の大系統まで同じ・重賞○)はチャレンジCで1着(阪神芝2000m・標準後傾瞬発戦)を中団から瞬発型で走った(表の3頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒1頭が好走し、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【重賞○】Bm-E-t16n/t16ds~。走りの特徴は後方(中団も)・持久型、芝マイルの中立が主戦場。特殊アビリティでは、高速馬場対応(平均より速い決着で走る)は当日の流れ次第。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場○(8走中4走で好走)・アップダウン○(6走中3走で好走)・大箱△(12走中5走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは深いスロー瞬発戦(3走中2走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mでは、8走中4走で好走している(好走距離:芝1600m(参・5/10))。
実走馬R111はメンバー12位で、想定R126との差は-14。3歳夏に評価が上がって以降、R110前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けはキタサンブラックC(1着・R110)で、前傾消耗戦を道中10番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が速い流れ(+1.8)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。3勝クラス・OP以上ではR111、その下ではR105で、格が上がっても中身は落ちていない。京都芝1400mは3戦1勝、ここでの中身は安定期のRより11低く、この舞台では評価を割り引く。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った3戦は道中4〜12番手から持久力で、流れは前傾消耗戦3(前後差+0.7〜+2.0)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け4走の中身は安定期のRとほぼ同じで、休み明けは苦にしない。揺らぎ(騎手との共有経験):藤懸貴志とは5戦2勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均11.6番手、ほかの騎手では8.0番手。溜めて運ぶ乗り方で、終いに脚を残す形を作っている。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中13〜18番手にいる想定が約82%を占め、平均は15.2番手。先頭に立つ想定は1%未満、3番手以内は1%未満で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、阪急杯(京都芝1400m)で道中5番手、4角5番手、上がり3F35.2秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた22走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.37。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のスワンSに向けて、2024年のキタサンブラックC(阪神芝1400m)を勝っている。そのときは道中10番手、4角10番手で、上がり3Fは33.7秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走の安田記念(GI・1600m・17着)、ダービー卿チャレンジ(重賞・1600m・1着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。京都芝1400mで比較できる3走の平均はR99。普段の水準(R110)を11下回るため、能力順位だけでは強く推せない。時計からの馬R111.4は想定R125.7を14.3下回る。時計の平均評価では見劣るが、キタサンブラックCで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。ただし、京都芝1400mでの評価低下は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは14.5倍。人気は8番人気、時計からの馬R順位は12位。京都芝1400mでの評価低下が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。時計評価を上回る支持には慎重で、人気に合わせて評価を引き上げにくい。
R推移 22採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2022/11/26 | 2歳新馬 | 4着 | 81 | 88 |
| 2022/12/25 | 2歳未勝利 | 1着 | 90 | 90 |
| 2023/01/22 | 若竹賞(1勝クラス) | 6着 | 91 | 93 |
| 2023/02/19 | 3歳1勝クラス | 3着 | 104 | 98 |
| 2023/07/09 | タイランドC(1勝クラス) | 1着 | 110 | 102 |
| 2023/09/30 | 3歳以上2勝クラス | 6着 | 99 | 103 |
| 2023/10/28 | 3歳以上2勝クラス | 1着 | 107 | 105 |
| 2023/11/26 | 清水S(3勝クラス) | 3着 | 122 | 109 |
| 2024/02/24 | 幕張S(3勝クラス) | 10着 | 101 | 108 |
| 2024/03/31 | キタサンブラックC(3勝クラス) | 1着 | 110 | 109 |
| 2024/05/11 | 京王杯スプリングC(GII) | 3着 | 124 | 113 |
| 2024/08/18 | CBC賞(GIII) | 2着 | 119 | 115 |
| 2024/10/26 | MBS賞スワンS(GII) | 15着 | 98 | 111 |
| 2024/12/01 | ラピスラズリS(L) | 6着 | 121 | 113 |
| 2025/02/22 | 阪急杯(GIII) | 12着 | 92 | 110 |
| 2025/03/30 | 高松宮記念(GI) | 17着 | 85 | 105 |
| 2025/05/03 | 京王杯スプリングC(GII) | 11着 | 121 | 109 |
| 2025/11/29 | キャピタルS(L) | 11着 | 113 | 110 |
| 2026/01/24 | 睦月S(OP) | 9着 | 104 | 109 |
| 2026/02/14 | 洛陽S(L) | 1着 | 113 | 108 |
| 2026/04/04 | ダービー卿チャレンジ(GIII) | 1着 | 132 | 112 |
| 2026/06/07 | 安田記念(GI) | 17着 | 108 | 111 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ビッグシーザー
牡6 57.0kg 518(前走)継続M.デムC±栗東杉山晴紀中4週【GI△】NF中-芝-標生産バンブー牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○↓R 111-15R148%先行寄り・中団にまたがる / 瞬発 / 前傾の芝短距離+中立の芝短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝稍重◎1/1 芝重○1/2
血統父ビッグアーサーは欧州型ナスルーラ系のサクラバクシンオー系、自身は日本スプリントで活躍、系統の走法は持久。芝で勝ち上がったビッグアーサー産駒53頭は、芝の勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が64pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父米国型ノーザンダンサー系に絞ると(好走産駒11頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ビッグドリーム(母父も同じ・OP3勝△↑)はカンナSで3着(中山芝1200m・前傾消耗戦)を逃げから持久型で走った=今回と同じ芝短距離で配合の到達点を作っている。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒6頭が好走し(古馬2頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞○↓】Pm-S-t12h/t12n。走りの特徴は先行(中団も)・瞬発型、芝短距離の前傾が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場○(10走中5走で好走)・アップダウン◎(10走中7走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(14走中9走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mは初めてで、好走距離:芝1200m(参・12/23)。
実走馬R111はメンバー14位で、想定R126との差は-15。2歳冬に評価が上がって以降、R112前後で安定している。力の裏付けは京阪杯(1着・R119)で、速めペース持続型を道中5番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。アイビスサマーDは4着でも中身はR124と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。高松宮記念は11着でも中身はR114と安定期のR並みで、着順ほど負けていない。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。主戦場での崩れは前半の位置が後ろになったとき(高松宮記念)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(状態):前走産経賞セントウルS(1200m)のR100は普段より低い。ただし今回は距離と相手の格が変わるため、同じ条件での能力低下とは分けて考える。揺らぎ(騎手との共有経験):M.デムとは1戦0勝。比べる相手が少なく、相性の中身はまだ読めない。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中6〜15番手にいる想定が約66%を占め、平均は10.1番手。先頭に立つ想定は2%、3番手以内は9%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、産経賞セントウルS(阪神芝1200m)で道中7番手、4角8番手、上がり3F34.8秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた23走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は-0.06。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2024年の京阪杯(京都芝1200m)を勝っている。そのときは道中5番手、4角3番手で、上がり3Fは33.7秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。近走の産経賞セントウルS(重賞・1200m・13着)、アイビスサマーD(重賞・1000m・4着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。今回の条件では「好走コース適性(アップダウン◎)」が評価を上げる材料になる。時計からの馬R111.1は想定R125.7を14.6下回る。好走コース適性(アップダウン◎)は支えになるが、上位争いには時計評価以上の走りも必要になる。単勝オッズは52.9倍。人気は17番人気、時計からの馬R順位は14位。好走コース適性(アップダウン◎)は支えになるものの、この価格で狙うには、条件の利に加えて時計評価以上に走れる裏付けが欲しい。
R推移 24採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2022/08/21 | 2歳新馬 | 3着 | 105 | 101 |
| 2022/09/04 | 2歳未勝利 | 2着 | 91 | 97 |
| 2022/09/18 | 2歳未勝利 | 1着 | 102 | 101 |
| 2022/11/13 | 福島2歳S(OP) | 1着 | 96 | 102 |
| 2022/12/17 | 報知杯中京2歳S(OP) | 1着 | 115 | 106 |
| 2023/02/26 | マーガレットS(L) | 1着 | 106 | 107 |
| 2023/05/27 | 葵S(GIII) | 3着 | 129 | 113 |
| 2023/09/10 | 産経賞セントウルS(GII) | 10着 | 113 | 114 |
| 2023/10/08 | 夕刊フジ杯オパールS(L) | 12着 | 93 | 110 |
| 2023/11/26 | 京阪杯(GIII) | 5着 | 114 | 112 |
| 2024/01/13 | 淀短距離S(L) | 1着 | 106 | 111 |
| 2024/03/02 | 夕刊フジオーシャンS(GIII) | 2着 | 119 | 113 |
| 2024/03/24 | 高松宮記念(GI) | 7着 | 117 | 113 |
| 2024/06/09 | 函館スプリントS(GIII) | 3着 | 107 | 113 |
| 2024/06/22 | 青函S(OP) | 6着 | 111 | 113 |
| 2024/08/25 | キーンランドC(GIII) | 6着 | 115 | 113 |
| 2024/10/05 | 夕刊フジ杯オパールS(L) | 1着 | 119 | 115 |
| 2024/11/24 | 京阪杯(GIII) | 1着 | 119 | 116 |
| 2025/03/30 | 高松宮記念(GI) | 9着 | 102 | 114 |
| 2026/02/01 | シルクロードS(GIII) | 12着 | 116 | 112 |
| 2026/02/28 | オーシャンS(GIII) | 9着 | 110 | 111 |
| 2026/03/29 | 高松宮記念(GI) | 11着 | 114 | 112 |
| 2026/08/02 | アイビスサマーD(GIII) | 4着 | 124 | 114 |
| 2026/09/06 | 産経賞セントウルS(GII) | 13着 | 100 | 111 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ウインマーベル
牡7 57.0kg 484(前走)継続松山弘平S+美浦深山雅史11ヶ月−【OP3勝○】散-芝-標生産コスモヴューファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
GI△R 118-8R720%先行 / 持久 / 前傾の芝短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良◎15/21 芝重○2/4
血統父アイルハヴアナザーは米国型ミスタープロスペクター系のフォーティーナイナー系、自身は米国クラシックで活躍、系統の走法は消耗。アイルハヴアナザー自身の芝の勝ち上がりは8頭と薄く、米国型ミスタープロスペクター系で米国クラシック活躍の父の産駒28頭で読むと、芝の勝ち上がり全体より粘り型が32pt多く、瞬発型が22pt少なく、短距離を主戦場にする馬が21pt多い=前で粘り込む血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒47頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ホウオウトゥルース(母父も同じ・重賞△)は日本テレビ盃で3着(船橋ダ1800m・前傾消耗戦)を中団から持久型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。
体現三軸は【GI△】P-E-t12h。走りの特徴は先行・持久型、芝短距離の前傾が主戦場。亜種:芝馬化(父の産駒の好走75頭中芝は15頭なのに、自身はスプリンターズSで好走)=設計図に無い適性を育成が引き出した馬で、血を育むのは人。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場○(7走中4走で好走)・アップダウン○(6走中3走で好走)・大箱○(12走中6走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(15走中12走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mでは、9走中6走で好走している。
実走馬R118はメンバー7位で、想定R126との差は-8。3歳春に評価が上がって以降、R109前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けは京王杯スプリングC(1着・R132)で、標準後傾瞬発戦を道中4番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が緩い流れ(-0.9)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。3勝クラス・OP以上ではR111、その下ではR90で、格が上がっても中身は落ちていない。京都芝1400mは3戦0勝、ここでの中身は安定期のRより10高く、この舞台との相性はよい。マイルチャンピオンSは18着でも中身はR117と安定期のRを上回り、勝ち型より後ろの位置取り・主戦場の外による着順の目減り。安田記念は5着でも中身はR122と安定期のRを上回り、主戦場の外による着順の目減り。同じ面・距離で勝った4戦は道中3〜5番手から持久力で、流れは前傾消耗戦3・標準後傾瞬発戦1(前後差-0.9〜+2.0)。想定はその幅の内側にあり、今回の流れはこれまでの勝ち方に合っている。主戦場での崩れは前半の位置が後ろになったとき(キーンランドC・高松宮記念)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け7走の中身は安定期のRより4低く、一度使ってからのほうが走れている。揺らぎ(騎手との共有経験):松山弘平とは19戦4勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均7.3番手、ほかの騎手では4.3番手。溜めて運ぶ乗り方で、位置で崩れる本馬には、前半で置かれるリスクを抱える相性。Rもこの騎手のときのほうが高く(112対100)、力の出し切り方まで違う。揺らぎ(精神):美浦から京都への輸送。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中4〜12番手にいる想定が約62%を占め、平均は8.1番手。先頭に立つ想定は5%、3番手以内は19%で、順位には幅がある。実走例では、MBS賞スワンS(京都芝1400m)で道中4番手、4角4番手、上がり3F33.8秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた28走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.03。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2024年の京王杯スプリングC(東京芝1400m)を勝っている。そのときは道中4番手、4角4番手で、上がり3Fは33.2秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走のマイルチャンピオンS(GI・1600m・18着)、MBS賞スワンS(重賞・1400m・4着)は、今回より上の格での結果である。松山弘平との比較可能な15走は平均R112、ほかの騎手との6走はR100。今回のコンビは、本馬が力を発揮してきた組み合わせとして評価できる。約46週ぶりの出走となる。比較できる休み明け7走は平均R105で、普段のR109より4低い。この舞台の適性とは別に、初戦から力を出せるかが懸念になる。時計からの馬R117.8は想定R125.7を7.9下回る。時計の平均評価では見劣るが、京王杯スプリングCで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。ただし、休み明けでの評価低下は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは18.9倍。人気は12番人気、時計からの馬R順位は7位。京王杯スプリングCで示した芝1400mの実績を評価に残したい。休み明けでの評価低下が課題で、間隔が空いても実績どおりの力を出せる状態かを見極めたい。
R推移 29採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2021/06/20 | 2歳新馬 | 3着 | 104 | 101 |
| 2021/07/04 | 2歳未勝利 | 3着 | 75 | 91 |
| 2021/07/18 | 2歳未勝利 | 3着 | 82 | 91 |
| 2021/09/05 | 2歳未勝利 | 5着 | 72 | 88 |
| 2021/09/18 | 2歳未勝利 | 5着 | 83 | 88 |
| 2021/10/17 | 2歳未勝利 | 1着 | 97 | 92 |
| 2021/11/14 | 福島2歳S(OP) | 1着 | 95 | 94 |
| 2021/12/18 | 報知杯中京2歳S(OP) | 2着 | 95 | 95 |
| 2022/03/19 | 中スポ賞ファルコンS(GIII) | 15着 | 73 | 92 |
| 2022/05/08 | 橘S(L) | 1着 | 123 | 99 |
| 2022/05/28 | 葵S(GIII) | 1着 | 107 | 101 |
| 2022/08/28 | キーンランドC(GIII) | 2着 | 102 | 102 |
| 2022/10/02 | スプリンターズS(GI) | 2着 | 107 | 103 |
| 2023/01/29 | シルクロードS(GIII) | 7着 | 116 | 106 |
| 2023/03/26 | 高松宮記念(GI) | 10着 | 94 | 104 |
| 2023/05/13 | 京王杯スプリングC(GII) | 2着 | 121 | 108 |
| 2023/08/27 | キーンランドC(GIII) | 16着 | 81 | 103 |
| 2023/10/01 | スプリンターズS(GI) | 6着 | 109 | 105 |
| 2023/10/28 | MBS賞スワンS(GII) | 5着 | 114 | 107 |
| 2023/12/23 | 阪神C(GII) | 1着 | 123 | 108 |
| 2024/02/25 | 阪急杯(GIII) | 1着 | 124 | 111 |
| 2024/03/24 | 高松宮記念(GI) | 12着 | 106 | 110 |
| 2024/05/11 | 京王杯スプリングC(GII) | 1着 | 132 | 114 |
| 2024/09/29 | スプリンターズS(GI) | 5着 | 116 | 114 |
| 2024/11/17 | マイルチャンピオンS(GI) | 3着 | 121 | 115 |
| 2024/12/21 | 阪神C(GII) | 8着 | 117 | 116 |
| 2025/06/08 | 安田記念(GI) | 5着 | 122 | 117 |
| 2025/10/13 | MBS賞スワンS(GII) | 4着 | 127 | 118 |
| 2025/11/23 | マイルチャンピオンS(GI) | 18着 | 117 | 118 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ネオトキオ
牡6 57.0kg 461(前走)継続安藤洋一南関A大井荒山勝徳中11週生産ヴェルサイユファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
OP3勝○R 103-22R188%先行寄り・逃げにまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート稍重◎7/8 ダート重◎6/8 ダート不良◎3/4
血統父キズナは日本型サンデーサイレンス系のディープインパクト系+米国型、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久・瞬発。ダートで勝ち上がったキズナ産駒121頭は、ダートの勝ち上がり全体より粘り型が11pt少なく、中距離を主戦場にする馬が12pt多い=距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父欧州型ミスタープロスペクター系に絞ると(好走産駒100頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒パラレルヴィジョン(母父の小系統まで同じ・重賞○)はダービー卿チャレンジで1着(中山芝1600m・標準後傾瞬発戦)を先行から持久型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬も同じ型。京都芝1400mでは父の産駒16頭が好走し(古馬7頭)、舞台の直接データを持つ血。今回の芝短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:同じ配合の芝の勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは17%(芝全体32%)=頭数が少なく、設計図からは内とも外とも言い切れない。芝に出た父の産駒は63%(全体38%)。
体現三軸は【OP3勝○】Pl-E-d12h。走りの特徴は先行(逃げも)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(2走中0走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mでは、1走中0走で好走している。
実走馬R103はメンバー18位で、想定R126との差は-22。3歳夏に評価が上がって以降、R97前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けはジュライ賞(1着・R107)で、前傾消耗戦を道中3番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が速い流れ(+2.9)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。芝は2走して好走がない。’26メトロポリタンは7着でも中身はR98と安定期のR並みで、着順ほど負けていない。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。主戦場での崩れは流れが強い前傾になったとき(’26メトロポリタン)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):安藤洋一とは15戦7勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均4.9番手、ほかの騎手では8.6番手。前半の位置を取らせる乗り方で、持ち味の先行力を引き出している。Rもこの騎手のときのほうが高く(106対89)、力の出し切り方まで違う。揺らぎ(精神):京都は初めて。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中7〜16番手にいる想定が約68%を占め、平均は11.0番手。先頭に立つ想定は1%、3番手以内は7%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を下げる傾向があり、序盤の位置をそのまま保てるとは見ていない。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、3歳未勝利(小倉芝1200m)で道中5番手、4角9番手、上がり3F36.6秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた2走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は-0.62。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。余力を測れた走りが少ないため、値の良し悪しは暫定評価として扱いたい。この値は終いで減速しやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2走前のジュライ賞(大井ダート1400m)を勝っている。そのときは道中3番手、4角10番手で、上がり3Fは37.0秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。安藤洋一との比較可能な13走は平均R106、ほかの騎手との12走はR89。今回のコンビは、本馬が力を発揮してきた組み合わせとして評価できる。芝ではこれまで2走して好走がなく、この馬場での実績は強調できない。時計からの馬R103.5は想定R125.7を22.2下回る。安藤洋一とのコンビ実績を評価しても、今回の馬場での実績不足は課題として残る。今回の上位争いには、これらの条件への対応と時計評価以上の走りが求められる。単勝オッズは90.6倍。人気は18番人気、時計からの馬R順位は18位。安藤洋一とのコンビ実績は支えになるものの、この価格で狙うには、条件の利に加えて時計評価以上に走れる裏付けが欲しい。
R推移 31採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2022/12/18 | 2歳新馬 | 17着 | 36 | 63 |
| 2023/02/05 | 3歳未勝利 | 17着 | 62 | 64 |
| 2023/02/18 | 3歳未勝利 | 14着 | 57 | 65 |
| 2023/07/12 | 3歳 240万 | 1着 | 90 | 72 |
| 2023/08/02 | フォーチュネイトひま(C13歳) | 1着 | 98 | 79 |
| 2023/09/07 | C1二 三四(C1三) | 2着 | 96 | 83 |
| 2023/09/22 | C1三 四五(C1四) | 4着 | 103 | 88 |
| 2023/10/05 | ピンク・スクアーレル(C1三) | 1着 | 103 | 92 |
| 2023/10/31 | 神明坂賞競走(B3) | 8着 | 85 | 90 |
| 2023/11/14 | B3五 | 1着 | 84 | 89 |
| 2023/12/07 | 九段坂賞競走(B2B3) | 9着 | 83 | 88 |
| 2023/12/27 | ウインターテール賞競(B3) | 2着 | 83 | 87 |
| 2024/04/10 | 山王坂賞競走(B3) | 5着 | 81 | 85 |
| 2024/04/26 | 東郷坂賞競走(B3) | 2着 | 83 | 85 |
| 2024/05/15 | 新緑賞競走(B2) | 12着 | 81 | 84 |
| 2024/06/05 | 夏木立賞競走(B2) | 2着 | 86 | 84 |
| 2024/06/28 | 秋葉原賞競走(B2) | 4着 | 86 | 85 |
| 2025/04/15 | 山王坂賞競走(B3) | 2着 | 108 | 89 |
| 2025/05/20 | 新緑賞競走(B2) | 1着 | 101 | 91 |
| 2025/06/13 | スポーツ報知賞競走(B2) | 1着 | 107 | 93 |
| 2025/07/02 | ロマンティックナイト(B1) | 2着 | 106 | 95 |
| 2025/07/15 | カーネリアン賞競走(A2B1) | 1着 | 106 | 97 |
| 2025/11/11 | トパーズ賞競走(OP)(3上) | 2着 | 105 | 98 |
| 2025/12/02 | ノースウインド賞競走(A2B1) | 1着 | 109 | 99 |
| 2025/12/26 | ラストトゥインクル2(A2B1) | 2着 | 97 | 99 |
| 2026/02/01 | 根岸S(GIII) | 15着 | 101 | 100 |
| 2026/02/16 | 如月賞競走(A2B1) | 2着 | 111 | 101 |
| 2026/04/29 | 日本橋賞競走(A2B1) | 1着 | 110 | 102 |
| 2026/05/21 | ’26メトロポリタン(A2B1) | 7着 | 98 | 101 |
| 2026/07/02 | ジュライ賞競走(OP)(3上) | 1着 | 107 | 101 |
| 2026/07/20 | カーネリアン賞競走(A2B1) | 1着 | 115 | 103 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
サンダーストラック
牡3 55.0kg 530(前走)乗替吉村誠之A▽−美浦木村哲也中10週±【GI◎】NF専-芝-休生産ノーザンファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○↓R 109-17R168%先行 / 消耗寄り・瞬発にまたがる / 前傾の芝マイル+スロー後傾の芝マイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良○2/4
血統父ロードカナロアは欧州型ミスタープロスペクター系のキングマンボ系、自身は日本スプリントで活躍、系統の走法は持久。芝で勝ち上がったロードカナロア産駒196頭は、芝の勝ち上がり全体より重賞まで届く馬が10pt多く、短距離を主戦場にする馬が18pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父欧州型ノーザンダンサー系に絞ると(好走産駒99頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ベラジオオペラ(母父の小系統まで同じ・GI◎)は大阪杯で1着(阪神芝2000m・標準後傾瞬発戦)を先行から持久型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒23頭が好走し(古馬12頭)、舞台の直接データを持つ血。今回の芝短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:同じ配合の芝の勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは35%(芝全体32%)=設計図の上では平均的な距離。
体現三軸は【重賞○↓】P-Ds-t16h/t16ds。走りの特徴は先行・粘り型(瞬発も)、芝マイルの前傾が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場△(3走中1走で好走)・アップダウン○(2走中1走で好走)・大箱○(2走中1走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(2走中1走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mは初めてで、好走距離:芝1600m(参・2/5)。
実走馬R109はメンバー16位で、想定R126との差は-17。少ない実績を補うためのR補正が13%残っている。最も高いRを記録したNHKマイルC(R120)は馬Rを11上回る。想定Rに届くほど上振れする割合は8%(素質系アビリティ片鱗(クラシック)(新馬・未勝利の勝ち方が、過去のクラシック級好走馬と同じ形をしている)を持ち、上の格へ伸びる形を既に見せている。力の裏付けは日刊スポシンザン記念(1着・R108)で、前傾消耗戦を道中5番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。芝の短距離は今回が初めて。NHKマイルCは7着でも中身はR120と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(騎手との共有経験):吉村誠之とは初コンビで、相性はまだ測れない。しかもテン乗りで成績を落としやすい騎手で、実現の振れは大きい側に見る。揺らぎ(精神):美浦から京都への輸送。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中5〜14番手にいる想定が約65%を占め、平均は9.9番手。先頭に立つ想定は2%、3番手以内は10%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、関屋記念(新潟芝1600m)で道中7番手、4角7番手、上がり3F36.9秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた6走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は-0.48。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いで減速しやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2026年の日刊スポシンザン記念(京都芝1600m)を勝っている。そのときは道中5番手、4角5番手で、上がり3Fは34.4秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。近走の関屋記念(重賞・1600m・9着)、NHKマイルC(GI・1600m・7着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。今回の条件では「テン乗りに弱い騎手」が評価を下げる材料になる。まだ6走だが、NHKマイルCのR120は馬Rを11上回る。平均的な水準だけで評価すると、この一戦で示した伸び代を見落としやすい。時計からの馬R109.1は想定R125.7を16.6下回る。少ない実績の中で示した伸び代を評価しても、吉村誠之とのコンビ実績は課題として残る。今回の上位争いには、これらの条件への対応と時計評価以上の走りが求められる。単勝オッズは11.3倍。人気は5番人気、時計からの馬R順位は16位。少ない実績の中で示した伸び代は支えになるものの、この価格で狙うには、条件の利に加えて時計評価以上に走れる裏付けが欲しい。
R推移 6採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2025/09/15 | 2歳新馬 | 1着 | 82 | 89 |
| 2025/11/16 | 黄菊賞(1勝クラス) | 5着 | 91 | 91 |
| 2026/01/12 | 日刊スポシンザン記念(GIII) | 1着 | 108 | 99 |
| 2026/04/04 | チャーチルダウンズC(GIII) | 12着 | 100 | 101 |
| 2026/05/10 | NHKマイルC(GI) | 7着 | 120 | 107 |
| 2026/07/26 | 関屋記念(GIII) | 9着 | 111 | 109 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
オフトレイル
牡5 58.0kg 462(前走)継続菅原明良A▽−−栗東吉村圭司4ヶ月−【重賞◎】散-芝ダ-標生産Godolphin血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
–どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 125-1R236%-1pt中団寄り・後方にまたがる / 持久 / 中立の芝マイル(条件は多岐)
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良○12/19
血統父Farhhは欧州型ノーザンダンサー系のヌレイエフ系、自身は欧州クラシックで活躍、系統の走法は持久。Farhh自身の芝の勝ち上がりは0頭と薄く、欧州型ノーザンダンサー系で欧州クラシック活躍の父の産駒144頭で読むと、芝の勝ち上がり全体より前で運ぶ馬が9pt少なく、中距離を主戦場にする馬が17pt多い=前半は脚を溜め、距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父欧州型ミスタープロスペクター系に絞ると(好走産駒149頭)、父全体より芝の好走が60%→71%。母父で絞ると、父全体とは異なる適性の傾向が見られる。京都芝1400mでは系統全体の産駒1頭が好走し(古馬1頭)、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【重賞◎】Mb-E-t16n~。走りの特徴は中団(後方も)・持久型、芝マイルの中立が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場◎(10走中8走で好走)・アップダウン◎(10走中9走で好走)・大箱○(13走中9走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(4走中4走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mでは、3走中3走で好走している(好走距離:芝1400〜1800m)。
実走馬R125はメンバー2位で、想定R126との差は-1で、互角に戦える範囲。3歳春に評価が上がって以降、R120前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けはMBS賞スワンS(1着・R128)で、前傾消耗戦を道中11番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。京都芝1400mは3戦1勝、ここでの中身は安定期のRより3低く、この舞台では評価を割り引く。東京新聞杯は10着でも中身はR123と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。同じ面・距離で勝った1戦は道中11番手から持久力で、流れは前傾消耗戦1(前後差+0.5)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け2走の中身は安定期のRより4高く、休み明けから走れる馬。揺らぎ(騎手との共有経験):菅原明良とは5戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均9.8番手、ほかの騎手では8.9番手。前半の位置を取らせる乗り方で、持ち味の先行力を引き出している。Rもこの騎手のときのほうが高く(130対120)、力の出し切り方まで違う。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中8〜16番手にいる想定が約65%を占め、平均は12.3番手。先頭に立つ想定は1%未満、3番手以内は4%で、順位には幅がある。実走例では、MBS賞スワンS(京都芝1400m)で道中11番手、4角11番手、上がり3F33.2秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた19走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.42。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のスワンSに向けて、2025年のMBS賞スワンS(京都芝1400m)を勝っている。そのときは道中11番手、4角11番手で、上がり3Fは33.2秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走の安田記念(GI・1600m・6着)、読売マイラーズC(重賞・1600m・5着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。菅原明良との比較可能な4走は平均R130、ほかの騎手との6走はR120。今回のコンビは、本馬が力を発揮してきた組み合わせとして評価できる。時計からの馬R124.9は想定R125.7を0.8下回る。想定Rと互角に戦える水準にあり、菅原明良とのコンビ実績も上位候補に挙げる根拠になる。単勝オッズは5.2倍。人気は1番人気、時計からの馬R順位は2位。MBS賞スワンSで示した芝1400mの実績を軸に、今回も同じ走りができるかを重視して評価に残したい。
R推移 19採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/10/21 | 2歳新馬 | 2着 | 70 | 82 |
| 2023/11/12 | 2歳未勝利 | 1着 | 85 | 84 |
| 2023/12/03 | こうやまき賞(1勝クラス) | 3着 | 104 | 93 |
| 2024/02/10 | こぶし賞(1勝クラス) | 1着 | 101 | 98 |
| 2024/04/13 | アーリントンC(GIII) | 6着 | 106 | 101 |
| 2024/05/26 | 白百合S(L) | 2着 | 121 | 107 |
| 2024/06/30 | ラジオNIKKEI賞(GIII) | 1着 | 135 | 114 |
| 2024/10/06 | 毎日王冠(GII) | 12着 | 116 | 115 |
| 2024/10/26 | MBS賞スワンS(GII) | 2着 | 105 | 114 |
| 2024/12/21 | 阪神C(GII) | 3着 | 118 | 115 |
| 2025/02/09 | 東京新聞杯(GIII) | 8着 | 112 | 115 |
| 2025/03/01 | オーシャンS(GIII) | 9着 | 117 | 116 |
| 2025/03/30 | 高松宮記念(GI) | 14着 | 98 | 112 |
| 2025/07/27 | 関屋記念(GIII) | 2着 | 132 | 116 |
| 2025/10/13 | MBS賞スワンS(GII) | 1着 | 128 | 119 |
| 2025/11/23 | マイルチャンピオンS(GI) | 4着 | 135 | 122 |
| 2026/02/10 | 東京新聞杯(GIII) | 10着 | 123 | 123 |
| 2026/04/26 | 読売マイラーズC(GII) | 5着 | 129 | 124 |
| 2026/06/07 | 安田記念(GI) | 6着 | 128 | 125 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ララマセラシオン
牡5 57.0kg 530(前走)乗替横山琉人B±美浦大竹正博中6週【重賞○】NF中-芝-休生産ヒダカファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
OP3勝○↑R 112-13R1113%中団 / 持久 / 前傾の芝短距離+スロー後傾の芝短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良○6/12
血統父カリフォルニアクロームは米国型ナスルーラ系のエーピーインディ系、自身は米国クラシックで活躍、系統の走法は消耗。カリフォルニアクローム自身の芝の勝ち上がりは12頭と薄く、米国型ナスルーラ系で米国クラシック活躍の父の産駒20頭で読むと、芝の勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が23pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父米国型ノーザンダンサー系に絞った好走産駒はまだ5頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。代表産駒マルーントリック(母父の国別だけ同じ・重賞△)は寒菊賞で3着(水沢ダ1600m)を逃げから持久型で走った。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒4頭が好走し(古馬2頭)、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【OP3勝○↑】M-E-t12h/t12ds。走りの特徴は中団・持久型、芝短距離の前傾が主戦場。亜種:芝馬化(父の産駒の好走71頭中芝は18頭なのに、自身は阪急杯で好走)=設計図に無い適性を育成が引き出した馬で、血を育むのは人。特殊アビリティでは、非根幹マイスター(芝1400・1800mで走る)は今回が出番の条件、休み明け良好(中5週以上の休み明けで走る)は今回が出番の条件。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場◎(3走中3走で好走)・アップダウン◎(2走中2走で好走)・大箱○(5走中3走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは深いスロー瞬発戦(3走中3走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mでは、9走中6走で好走している。
実走馬R112はメンバー11位で、想定R126との差は-13。3歳夏に評価が上がって以降、R106前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。到達クラスの↑は、一つ上のクラスでも、その格に見合う走りを示したことを表す。昇級を期待する材料になる。力の裏付けは山城S(1着・R101)で、深いスロー瞬発戦を道中10番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が緩い流れ(-1.6)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。3勝クラス・OP以上ではR114、その下ではR101で、格が上がっても中身は落ちていない。京都芝1400mは2戦2勝、ここでの中身は安定期のRより4低く、この舞台では評価を割り引く。京王杯スプリングCは13着でも中身はR124と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。同じ面・距離で勝った4戦は道中5〜17番手から持久力で、流れは深いスロー瞬発戦3・前傾消耗戦1(前後差-2.3〜+0.6)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。主戦場での崩れは前半の位置が後ろになったとき(高松宮記念)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):横山琉人とは初コンビで、相性はまだ測れない。揺らぎ(精神):美浦から京都への輸送。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中11〜17番手にいる想定が約65%を占め、平均は14.0番手。先頭に立つ想定は1%未満、3番手以内は1%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。実走例では、山城S(京都芝1400m)で道中10番手、4角9番手、上がり3F33.7秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた14走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.25。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のスワンSに向けて、2026年の山城S(京都芝1400m)を勝っている。そのときは道中10番手、4角9番手で、上がり3Fは33.7秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走の京王杯スプリングC(重賞・1400m・13着)は、今回より上の格での結果である。今回の条件では「非根幹マイスター」が評価を上げる材料になる。時計からの馬R112.3は想定R125.7を13.4下回る。時計の平均評価では見劣るが、山城Sで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。単勝オッズは28.1倍。人気は14番人気、時計からの馬R順位は11位。山城Sで示した芝1400mの実績を再現できれば、この人気から評価を見直す余地がある。
R推移 16採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/11/26 | 2歳新馬 | 13着 | 67 | 80 |
| 2023/12/10 | 2歳未勝利 | 8着 | 70 | 77 |
| 2023/12/16 | 2歳未勝利 | 12着 | 94 | 86 |
| 2024/05/25 | 3歳未勝利 | 1着 | 95 | 91 |
| 2024/08/10 | 3歳以上1勝クラス | 1着 | 105 | 96 |
| 2024/11/17 | 3歳以上2勝クラス | 17着 | 97 | 97 |
| 2024/11/30 | 中京日経賞(2勝クラス) | 5着 | 96 | 98 |
| 2024/12/22 | オルフェーヴルC(2勝クラス) | 4着 | 106 | 101 |
| 2025/01/11 | 4歳以上2勝クラス | 7着 | 112 | 104 |
| 2025/12/21 | 尾張特別(2勝クラス) | 12着 | 88 | 101 |
| 2026/01/04 | 4歳以上2勝クラス | 1着 | 104 | 103 |
| 2026/01/25 | 山城S(3勝クラス) | 1着 | 101 | 103 |
| 2026/02/21 | 阪急杯(GIII) | 2着 | 119 | 106 |
| 2026/03/29 | 高松宮記念(GI) | 16着 | 103 | 106 |
| 2026/05/02 | 京王杯スプリングC(GII) | 13着 | 124 | 110 |
| 2026/08/22 | 朱鷺S(L) | 3着 | 121 | 112 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
レザベーション
牡3 56.0kg 462(前走)継続原優介C±栗東松下武士中4週【重賞◎】NF主-芝ダ-標生産松田牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○R 115-11R913%先行寄り・逃げにまたがる / 瞬発寄り・持久にまたがる / 後傾の芝マイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
–
血統父ダノンプレミアムは日本型サンデーサイレンス系のディープインパクト系+欧州型、自身は日本マイルで活躍、系統の走法は瞬発・持久。ダノンプレミアム自身の芝の勝ち上がりは7頭と薄く、日本型ディープインパクト系+欧州型で日本マイル活躍の父の産駒140頭で読むと、芝の平均像に近く、一つの型に寄らない(系統の走法〈瞬発・持久〉以上の偏りは出ていない)。血統補完で母父欧州型ナスルーラ系に絞った好走産駒はまだ4頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。代表産駒アスミル(母父の国別だけ同じ・OP3勝△)はオールスターJ第1戦で1着(札幌芝1200m・前傾消耗戦)を逃げから瞬発型で走った=今回と同じ芝短距離で配合の到達点を作っている。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒3頭が好走し、舞台の実績はまだ薄い。今回の芝短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:日本型ディープインパクト系+欧州型で日本マイル活躍の父の産駒の芝の勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは33%(芝全体32%)=設計図の上では平均的な距離。
体現三軸は【重賞○】Pl-Se-t16s。走りの特徴は先行(逃げも)・瞬発型(持久も)、芝マイルの後傾が主戦場。特殊アビリティでは、王者の道は芝1600・2000・2400mでしか好走しておらず、今回は条件の外、マーク屋(2〜4番手で運べたときで走る)は今回が出番の条件。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場△(5走中2走で好走)・アップダウン×(4走中1走で好走)・大箱×(5走中1走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(5走中3走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mは初めてで、好走距離:芝1600m。
実走馬R115はメンバー9位で、想定R126との差は-11。3歳春に評価が上がって以降、R122前後で安定している。レースごとの評価の振れが小さく、能力を安定して発揮している。崩れにくい反面、上振れで格上をまとめて負かす型ではない。力の裏付けはニュージーランドT(1着・R126)で、標準後傾瞬発戦を道中2番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が緩い流れ(-1.1)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。芝の短距離は今回が初めて。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。大きく崩れた前例がない。揺らぎ(騎手との共有経験):原優介とは3戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均3.7番手、ほかの騎手では5.2番手。前半の位置を取らせる乗り方で、持ち味の先行力を引き出している。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中4〜13番手にいる想定が約66%を占め、平均は8.5番手。先頭に立つ想定は4%、3番手以内は17%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、京成杯オータムH(中山芝1600m)で道中7番手、4角8番手、上がり3F34.3秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた7走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.21。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、3走前のニュージーランドT(中山芝1600m)を勝っている。そのときは道中2番手、4角2番手で、上がり3Fは34.2秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。近走の京成杯オータムH(重賞・1600m・11着)、NHKマイルC(GI・1600m・6着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。今回の条件では「マーク屋」が評価を上げる材料になる。今回の条件では「王者の道」が評価を下げる材料になる。時計からの馬R115.0は想定R125.7を10.7下回る。マーク屋を評価しても、王者の道は課題として残る。今回の上位争いには、これらの条件への対応と時計評価以上の走りが求められる。単勝オッズは18.9倍。人気は13番人気、時計からの馬R順位は9位。王者の道が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。人気が時計順位より低くても、課題が残るうちは評価を上げにくい。
R推移 7採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2025/11/08 | 2歳未勝利 | 4着 | 96 | 96 |
| 2025/11/22 | 2歳未勝利 | 6着 | 90 | 95 |
| 2026/02/15 | 3歳未勝利 | 2着 | 104 | 100 |
| 2026/03/07 | 3歳未勝利 | 1着 | 100 | 102 |
| 2026/04/11 | ニュージーランドT(GII) | 1着 | 126 | 109 |
| 2026/05/10 | NHKマイルC(GI) | 6着 | 121 | 113 |
| 2026/09/05 | 京成杯オータムH(GIII) | 11着 | 118 | 115 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
アイサンサン
牝4 55.0kg 454(前走)継続幸英明B±栗東橋田宜長中1週−【重賞○】NF中-ダ-詰生産サンデーヒルズ血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○↓R 111-14R138%逃げ / 瞬発 / 中立の芝短距離(条件は多岐)
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良○7/13
血統父キズナは日本型サンデーサイレンス系のディープインパクト系+米国型、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久・瞬発。芝で勝ち上がったキズナ産駒202頭は、芝の勝ち上がり全体より中距離を主戦場にする馬が9pt多い=距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父米国型ターントゥ系に絞ると(好走産駒44頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒アカイイト(母父も同じ・GI○)はエリザベス女王杯で1着(阪神芝2200m・前傾消耗戦)を後方から瞬発型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒16頭が好走し(古馬7頭)、舞台の直接データを持つ血。近親では全姉アカイイト(父キズナ)がGIで好走しており、母系にも上の格へ届く下地はある。
体現三軸は【重賞○↓】L-S-t12n~。走りの特徴は逃げ・瞬発型、芝短距離の中立が主戦場。特殊アビリティでは、高速馬場対応(平均より速い決着で走る)は当日の流れ次第。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場○(6走中4走で好走)・アップダウン◎(4走中3走で好走)・大箱○(8走中4走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(5走中3走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mでは、4走中2走で好走している(好走距離:芝1600m)。
実走馬R111はメンバー13位で、想定R126との差は-14。3歳夏に評価が上がって以降、R109前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けは愛知杯(1着・R118)で、速めペース持続型を道中1番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。3勝クラス・OP以上ではR109、その下ではR110で、格が上がっても中身は落ちていない。ヴィクトリアマイルは13着でも中身はR132と安定期のRを上回り、勝ち型より後ろの位置取り・主戦場の外による着順の目減り。同じ面・距離で勝った2戦は道中1番手から瞬発力で、流れは速めペース持続型1・標準後傾瞬発戦1(前後差-0.7〜+0.3)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。主戦場での崩れは前半の位置が後ろになったとき(紅梅S)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(状態):前走スプリンターズS(1200m)のR96は普段より低い。ただし今回は距離と相手の格が変わるため、同じ条件での能力低下とは分けて考える。揺らぎ(騎手との共有経験):幸英明とは4戦2勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均4.0番手、ほかの騎手では6.0番手。前半の位置を取らせる乗り方で、位置で崩れる本馬にとっては、崩れの形を遠ざける方向に効く相性。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中4〜13番手にいる想定が約66%を占め、平均は8.4番手。先頭に立つ想定は5%、3番手以内は18%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、スプリンターズS(中山芝1200m)で道中10番手、4角12番手、上がり3F35.5秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた14走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.11。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、3走前の愛知杯(中京芝1400m)を勝っている。そのときは道中1番手、4角1番手で、上がり3Fは34.2秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走のスプリンターズS(GI・1200m・11着)、ヴィクトリアマイル(GI・1600m・13着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。今回の条件では「好走コース適性(アップダウン◎)」が評価を上げる材料になる。時計からの馬R111.2は想定R125.7を14.5下回る。時計の平均評価では見劣るが、愛知杯で示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。単勝オッズは14.0倍。人気は7番人気、時計からの馬R順位は13位。時計順位より人気でも、愛知杯で示した芝1400mの実績があり、順位差だけで評価を下げず、今回はその走りの再現を見込みたい。
R推移 14採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/10/05 | 2歳新馬 | 2着 | 91 | 94 |
| 2024/10/26 | 2歳未勝利 | 1着 | 92 | 94 |
| 2025/01/18 | 紅梅S(L) | 12着 | 73 | 89 |
| 2025/02/15 | こぶし賞(1勝クラス) | 3着 | 88 | 91 |
| 2025/05/25 | 優駿牝馬(GI) | 12着 | 89 | 92 |
| 2025/08/09 | 3歳以上1勝クラス | 1着 | 110 | 98 |
| 2025/09/14 | 関西TVローズS(GII) | 12着 | 112 | 102 |
| 2025/10/12 | 鷹巣山特別(2勝クラス) | 1着 | 110 | 105 |
| 2025/11/08 | 清水S(3勝クラス) | 10着 | 102 | 105 |
| 2026/02/01 | 節分S(3勝クラス) | 6着 | 100 | 105 |
| 2026/02/22 | 戎橋S(3勝クラス) | 1着 | 119 | 108 |
| 2026/03/22 | 愛知杯(GIII) | 1着 | 118 | 111 |
| 2026/05/17 | ヴィクトリアマイル(GI) | 13着 | 132 | 114 |
| 2026/09/27 | スプリンターズS(GI) | 11着 | 96 | 111 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
マイネルチケット
牡4 57.0kg 474(前走)継続津村明秀B±栗東宮徹4ヶ月−【重賞○】ビッグレッド中-芝-詰生産ビッグレッドファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞△R 120-6R528%中団 / 瞬発 / 後傾の芝短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良◎9/12 芝稍重◎2/2
血統父ダノンバラードは日本型サンデーサイレンス系のディープインパクト系+米国型、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久。芝で勝ち上がったダノンバラード産駒32頭は、芝の勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が20pt少ない。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒16頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ロングトーン(母父の大系統まで同じ・重賞△)は五月雨特別で3着(名古屋ダ1400m・深いスロー瞬発戦)を先行から持久型で走った(表の2頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。
体現三軸は【重賞△】M-S-t12s。走りの特徴は中団・瞬発型、芝短距離の後傾が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場◎(4走中3走で好走)・アップダウン◎(2走中2走で好走)・大箱◎(8走中7走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(5走中5走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mでは、7走中5走で好走している(好走距離:芝1400〜1600m)。
実走馬R120はメンバー5位で、想定R126との差は-6。3歳春に評価が上がって以降、R118前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けはパラダイスS(1着・R122)で、標準後傾瞬発戦を道中6番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が緩い流れ(-0.9)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。芝短距離(力をつけてから5走)では中身が安定期のRより6高い。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った2戦の流れは標準後傾瞬発戦2(前後差-1.1〜-0.9)。想定はそれより前傾が強く、道中6〜9番手から瞬発力で押し切る勝ち方は、まだ試されていない強さの流れで問われる。大きく崩れた前例がない。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け1走の中身は安定期のRより3低く、一度使ってからのほうが走れている。揺らぎ(騎手との共有経験):津村明秀とは1戦1勝。比べる相手が少なく、相性の中身はまだ読めない。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中3〜12番手にいる想定が約68%を占め、平均は7.6番手。先頭に立つ想定は7%、3番手以内は22%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、パラダイスS(東京芝1400m)で道中6番手、4角6番手、上がり3F33.2秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた14走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.22。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、1走前のパラダイスS(東京芝1400m)を勝っている。そのときは道中6番手、4角6番手で、上がり3Fは33.2秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走の京王杯スプリングC(重賞・1400m・3着)は、今回より上の格での結果である。芝1400mで比較できる5走の平均はR124。普段の水準(R118)を6上回り、今回の条件は評価を上げる材料になる。勝ったパラダイスS(東京芝1400m)では、道中6番手で前後差-0.9秒の流れに対応した。同じ面・距離の勝ち走の前後差は-1.1〜-0.9秒で、今回の想定は+0.6秒。勝ち切ったときより前半の負荷が強く、同じ勝ち方が通用するかが課題になる。時計からの馬R119.6は想定R125.7を6.1下回る。時計の平均評価では見劣るが、パラダイスSで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。ただし、勝ったときより速い流れへの対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは12.0倍。人気は6番人気、時計からの馬R順位は5位。勝ったときより速い流れへの対応が課題で、前半で脚を使いすぎず、直線に余力を残せるかが評価を見直す条件になる。現状では条件面の不利を重く見て、相手候補としても評価を控えたい。
R推移 14採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/08/11 | 2歳新馬 | 2着 | 75 | 85 |
| 2024/09/08 | 2歳未勝利 | 1着 | 87 | 87 |
| 2024/10/05 | サウジアラビアRC(GIII) | 3着 | 109 | 96 |
| 2024/11/02 | 京王杯2歳S(GII) | 2着 | 110 | 102 |
| 2025/01/13 | 日刊スポシンザン記念(GIII) | 4着 | 93 | 101 |
| 2025/05/11 | NHKマイルC(GI) | 8着 | 115 | 106 |
| 2025/08/02 | 豊明S(3勝クラス) | 4着 | 134 | 113 |
| 2025/09/14 | 仲秋S(3勝クラス) | 2着 | 132 | 118 |
| 2025/10/12 | 三年坂S(3勝クラス) | 2着 | 117 | 118 |
| 2025/11/15 | 奥多摩S(3勝クラス) | 1着 | 120 | 119 |
| 2026/01/24 | 睦月S(OP) | 2着 | 106 | 117 |
| 2026/02/21 | 阪急杯(GIII) | 9着 | 114 | 117 |
| 2026/05/02 | 京王杯スプリングC(GII) | 3着 | 131 | 119 |
| 2026/06/14 | パラダイスS(L) | 1着 | 122 | 120 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ワイドラトゥール
牝5 55.0kg 446(前走)乗替北村友一A−栗東藤原英昭5ヶ月−【重賞◎】NF主-芝-詰生産フジワラファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○↓R 119-7R620%後方寄り・中団にまたがる / 持久 / 前傾の芝短距離+中立の芝短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
–
血統父カリフォルニアクロームは米国型ナスルーラ系のエーピーインディ系、自身は米国クラシックで活躍、系統の走法は消耗。カリフォルニアクローム自身の芝の勝ち上がりは12頭と薄く、米国型ナスルーラ系で米国クラシック活躍の父の産駒20頭で読むと、芝の勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が23pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒34頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒エルフストラック(母父の大系統まで同じ・重賞△)は三条Sで2着(新潟ダ1800m・前傾消耗戦)を逃げから持久型で走った(表の3頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒3頭が好走し(古馬2頭)、舞台の実績はまだ薄い。近親では半兄ワイドファラオ(父ヘニーヒューズ)がGIで好走しており、母系にも上の格へ届く下地はある。
体現三軸は【重賞○↓】Bm-E-t12h/t12n。走りの特徴は後方(中団も)・持久型、芝短距離の前傾が主戦場。亜種:芝馬化(父の産駒の好走71頭中芝は18頭なのに、自身は愛知杯で好走)=設計図に無い適性を育成が引き出した馬で、血を育むのは人。特殊アビリティでは、非根幹好き(芝1400・1800mで走る)は今回が出番の条件。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場△(7走中3走で好走)・アップダウン○(5走中3走で好走)・大箱△(9走中3走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(6走中3走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mでは、7走中5走で好走している。
実走馬R119はメンバー6位で、想定R126との差は-7。3歳春に評価が上がって以降、R112前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けは愛知杯(1着・R97)で、前傾消耗戦を道中15番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が速い流れ(+3.3)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。京都芝1400mは4戦2勝、力をつけてからのここでの中身は安定期のRより5高く、この舞台との相性はよい。ヴィクトリアマイルは15着でも中身はR130と安定期のRを上回り、主戦場の外による着順の目減り。京王杯スプリングCは7着でも中身はR123と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。同じ面・距離で勝った3戦は道中6〜15番手から持久力で、流れは前傾消耗戦2・標準後傾瞬発戦1(前後差-1.3〜+3.3)。想定はその幅の内側にあり、今回の流れはこれまでの勝ち方に合っている。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け3走の中身は安定期のRとほぼ同じで、休み明けは苦にしない。揺らぎ(騎手との共有経験):北村友一とは12戦3勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均12.7番手、ほかの騎手では12.3番手。位置取りは誰が乗っても大きくは変わらない。Rはほかの騎手のときのほうが高く(119対105)、相性は数字の上では出ていない。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中10〜17番手にいる想定が約69%を占め、平均は13.6番手。先頭に立つ想定は1%未満、3番手以内は2%で、順位には幅がある。実走例では、MBS賞スワンS(京都芝1400m)で道中11番手、4角11番手、上がり3F33.3秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた17走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.27。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のスワンSに向けて、2025年の愛知杯(中京芝1400m)を勝っている。そのときは道中15番手、4角13番手で、上がり3Fは34.6秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走のヴィクトリアマイル(GI・1600m・15着)、京王杯スプリングC(重賞・1400m・7着)は、今回より上の格での結果である。北村友一との比較可能な4走は平均R105、ほかの騎手との3走はR119。今回のコンビでは評価が低く、能力を出し切れるかを慎重に見たい。今回の条件では「非根幹好き」が評価を上げる材料になる。時計からの馬R118.7は想定R125.7を7.0下回る。時計の平均評価では見劣るが、愛知杯で示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。ただし、北村友一とのコンビ実績は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは16.4倍。人気は9番人気、時計からの馬R順位は6位。北村友一とのコンビ実績が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。人気が時計順位より低くても、課題が残るうちは評価を上げにくい。
R推移 17採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/10/15 | 2歳新馬 | 1着 | 79 | 87 |
| 2023/11/04 | KBSファンタジーS(GIII) | 10着 | 98 | 92 |
| 2024/01/13 | 紅梅S(L) | 1着 | 79 | 91 |
| 2024/03/02 | チューリップ賞(GII) | 13着 | 107 | 97 |
| 2024/04/07 | 桜花賞(GI) | 6着 | 120 | 104 |
| 2024/08/31 | アジア競馬連盟T(3勝クラス) | 7着 | 94 | 103 |
| 2024/10/06 | 長岡京S(3勝クラス) | 1着 | 110 | 106 |
| 2024/12/14 | ターコイズS(GIII) | 10着 | 106 | 107 |
| 2025/01/12 | 淀短距離S(L) | 10着 | 91 | 104 |
| 2025/03/23 | 愛知杯(GIII) | 1着 | 97 | 104 |
| 2025/05/18 | ヴィクトリアマイル(GI) | 11着 | 113 | 106 |
| 2025/08/10 | CBC賞(GIII) | 10着 | 117 | 109 |
| 2025/10/13 | MBS賞スワンS(GII) | 2着 | 124 | 111 |
| 2025/11/23 | マイルチャンピオンS(GI) | 17着 | 115 | 112 |
| 2026/03/22 | 愛知杯(GIII) | 4着 | 118 | 114 |
| 2026/05/02 | 京王杯スプリングC(GII) | 7着 | 123 | 116 |
| 2026/05/17 | ヴィクトリアマイル(GI) | 15着 | 130 | 119 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ジョイフルニュース
牝4 55.0kg 454(前走)継続大野拓弥B±美浦大竹正博6ヶ月±【重賞○】NF中-芝-休生産社台ファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
OP3勝○↑R 122-3R428%先行寄り・中団にまたがる / 瞬発寄り・持久にまたがる / 中立の芝マイル+後傾の芝マイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良◎8/8
血統父ロードカナロアは欧州型ミスタープロスペクター系のキングマンボ系、自身は日本スプリントで活躍、系統の走法は持久。芝で勝ち上がったロードカナロア産駒196頭は、芝の勝ち上がり全体より重賞まで届く馬が10pt多く、短距離を主戦場にする馬が18pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父米国型ミスタープロスペクター系に絞ると(好走産駒37頭)、父全体より芝の好走が60%→49%。母父で絞ると、父全体とは異なる適性の傾向が見られる。代表産駒カヌメラビーチ(母父の小系統まで同じ・OP3勝△)は岡崎特別で1着(中京芝1400m・前傾消耗戦)を先行から粘り型で走った=今回と同じ芝短距離で配合の到達点を作っている(表の3頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒23頭が好走し(古馬12頭)、舞台の直接データを持つ血。今回の芝短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:ロードカナロア産駒の芝の勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは51%(芝全体32%)=設計図の守備範囲。
体現三軸は【OP3勝○↑】Pm-Se-t16n/t16s。走りの特徴は先行(中団も)・瞬発型(持久も)、芝マイルの中立が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、大箱◎(2走中2走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは速めペース持続型(3走中3走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(持続戦と消耗戦)。今回の芝1400mは初めてで、好走距離:芝1600〜1800m。
実走馬R122はメンバー4位で、想定R126との差は-3で、互角に戦える範囲。3歳夏に評価が上がって以降、R123前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。到達クラスの↑は、一つ上のクラスでも、その格に見合う走りを示したことを表す。昇級を期待する材料になる。力の裏付けは2025ファイナルS(1着・R115)で、深いスロー瞬発戦を道中8番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が緩い流れ(-1.6)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。芝の短距離は今回が初めて。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。大きく崩れた前例がない。揺らぎ(身体):休み明け。力をつけてからの休み明け1走の中身は安定期のRより10低く、一度使ってからのほうが走れている。揺らぎ(騎手との共有経験):大野拓弥とは2戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均2.5番手、ほかの騎手では4.7番手。前半の位置を取らせる乗り方で、持ち味の先行力を引き出している。揺らぎ(精神):京都は初めて・美浦から京都への輸送。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中3〜12番手にいる想定が約68%を占め、平均は8.0番手。先頭に立つ想定は5%、3番手以内は20%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、福島牝馬S(福島芝1800m)で道中4番手、4角3番手、上がり3F34.7秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた8走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.48。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のスワンSに向けて、3走前の2025ファイナルS(中山芝1600m)を勝っている。そのときは道中8番手、4角4番手で、上がり3Fは33.4秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。近走の福島牝馬S(重賞・1800m・2着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。約25週ぶりの出走となる。比較できる休み明け1走は平均R113で、普段のR123より10低い。この舞台の適性とは別に、初戦から力を出せるかが懸念になる。今回の条件で本馬の実績が薄い部分は、ロードカナロアの血統傾向(短距離は守備範囲)を補助材料にする。ただし、血統上の適性を本馬の実走で確認できたわけではない。時計からの馬R122.5は想定R125.7を3.2下回る。力は互角圏にあるものの、休み明けでの力の出し切りを評価の条件にしたい。単勝オッズは8.3倍。人気は3番人気、時計からの馬R順位は4位。想定Rと互角に戦える力はある。休み明けでの評価低下が課題で、間隔が空いても実績どおりの力を出せる状態かを見極めたい。
R推移 8採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/11/09 | 2歳新馬 | 2着 | 94 | 96 |
| 2024/12/01 | 2歳未勝利 | 1着 | 105 | 100 |
| 2025/04/06 | 3歳1勝クラス | 1着 | 108 | 105 |
| 2025/07/19 | かもめ島特別(2勝クラス) | 1着 | 120 | 111 |
| 2025/10/19 | 甲斐路S(3勝クラス) | 2着 | 113 | 112 |
| 2025/12/28 | 2025ファイナルS(3勝クラス) | 1着 | 115 | 114 |
| 2026/03/15 | 東風S(L) | 2着 | 124 | 117 |
| 2026/04/19 | 福島牝馬S(GIII) | 2着 | 140 | 122 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ランフォーヴァウ
牝4 55.0kg 456(前走)乗替石川?栗東福永祐一中6週【重賞◎】NF主-芝-標生産社台ファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○↓R 109-17R178%中団寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾の芝短距離+中立の芝マイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
–
血統父ロードカナロアは欧州型ミスタープロスペクター系のキングマンボ系、自身は日本スプリントで活躍、系統の走法は持久。芝で勝ち上がったロードカナロア産駒196頭は、芝の勝ち上がり全体より重賞まで届く馬が9pt多く、前で運ぶ馬が7pt多く、短距離を主戦場にする馬が18pt多い=前半から自分で位置を取り、距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒327頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ブレイディヴェーグ(母父も同じ・GI○)はエリザベス女王杯で1着(京都芝2200m・標準後傾瞬発戦)を中団から瞬発型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒23頭が好走し(古馬12頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞○↓】Mp-E-t12h/t16n。走りの特徴は中団(先行も)・持久型、芝短距離の前傾が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場△(6走中2走で好走)・アップダウン△(5走中2走で好走)・大箱○(3走中2走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(7走中2走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mでは、4走中2走で好走している。
実走馬R109はメンバー17位で、想定R126との差は-17。2歳秋に評価が上がって以降、R105前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けは谷川岳S(1着・R106)で、前傾消耗戦を道中4番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。京都芝1400mは1戦1勝だが、走ったのは力をつける前だけで今の水準とは比べられない。芝短距離(力をつけてから4走)では中身が安定期のRより7低い。朱鷺Sは16着でも中身はR106と安定期のR並みで、着順ほど負けていない。TV西日本北九州記念は8着でも中身はR108と安定期のR並みで、勝ち型より後ろの位置取りによる着順の目減り。同じ面・距離で勝った2戦は道中4〜7番手から持久力で、流れは前傾消耗戦2(前後差+1.2〜+1.3)。想定(+0.6)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。主戦場での崩れは強い前傾で前半の位置を落としたとき(フィリーズレビュー)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):石川とは5戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均6.0番手、ほかの騎手では11.5番手。前半の位置を取らせる乗り方で、位置で崩れる本馬にとっては、崩れの形を遠ざける方向に効く相性。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中5〜14番手にいる想定が約65%を占め、平均は9.8番手。先頭に立つ想定は2%、3番手以内は11%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、2歳未勝利(京都芝1400m)で道中7番手、4角6番手、上がり3F34.5秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた13走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.04。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、3走前の谷川岳S(新潟芝1400m)を勝っている。そのときは道中4番手、4角3番手で、上がり3Fは34.9秒。今回と同じ芝1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。近走のTV西日本北九州記念(重賞・1200m・8着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。芝1400mで比較できる3走の平均はR95。普段の水準(R105)を11下回るため、能力順位だけでは強く推せない。時計からの馬R108.8は想定R125.7を16.9下回る。時計の平均評価では見劣るが、谷川岳Sで示した芝1400mの勝ち方は評価に残したい。上の格での近走成績だけで割り引かず、今回は同じ距離で示した走りを再現できるかを軸に評価する。ただし、芝1400mでの評価低下は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは49.6倍。人気は16番人気、時計からの馬R順位は17位。芝1400mでの評価低下が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。現状では条件面の不利を重く見て、相手候補としても評価を控えたい。
R推移 13採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/09/15 | 2歳新馬 | 6着 | 76 | 85 |
| 2024/10/06 | 2歳未勝利 | 1着 | 95 | 90 |
| 2024/11/09 | デイリー杯2歳S(GII) | 1着 | 103 | 97 |
| 2024/12/08 | 阪神ジュベナイルF(GI) | 11着 | 93 | 98 |
| 2025/03/08 | フィリーズレビュー(GII) | 17着 | 72 | 92 |
| 2025/09/14 | 関西TVローズS(GII) | 15着 | 99 | 95 |
| 2025/10/19 | 秋華賞(GI) | 13着 | 112 | 100 |
| 2025/12/20 | ターコイズS(GIII) | 15着 | 105 | 102 |
| 2026/01/12 | ニューイヤーS(L) | 4着 | 122 | 107 |
| 2026/03/15 | 東風S(L) | 6着 | 118 | 110 |
| 2026/05/10 | 谷川岳S(L) | 1着 | 106 | 110 |
| 2026/07/05 | TV西日本北九州記念(GIII) | 8着 | 108 | 110 |
| 2026/08/22 | 朱鷺S(L) | 16着 | 106 | 109 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ミニトランザット
牡4 57.0kg 472(前走)乗替西村淳也S±栗東杉山佳明中7週【重賞△】社台中-芝ダ-詰生産社台ファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞△R 124-2R336%-1pt後方寄り・中団にまたがる / 瞬発 / 後傾の芝マイル+中立の芝マイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良◎7/9 芝稍重○2/3
血統父エピファネイアは欧州型ターントゥ系のロベルト系+SS系、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久・瞬発。芝で勝ち上がったエピファネイア産駒195頭は、芝の勝ち上がり全体より前傾戦で好走する馬が9pt少なく、重賞まで届く馬が7pt少なく、中距離を主戦場にする馬が10pt多い=速い流れの消耗戦では脚が鈍り、距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒289頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒カニキュル(母父も同じ・重賞△)は福島牝馬Sで3着(福島芝1800m・標準後傾瞬発戦)を後方から瞬発型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬も同じ型。京都芝1400mでは父の産駒8頭が好走し(古馬1頭)、舞台の直接データを持つ血。近親では全姉イフェイオン(父エピファネイア)が重賞で好走しており、母系にも上の格へ届く下地はある。今回の芝短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:同じ配合の芝の勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは12%(芝全体32%)=設計図の外側。前傾想定には、前傾戦で好走する馬が11pt少ない血で噛み合わない。
体現三軸は【重賞△】Bm-S-t16s/t16n。走りの特徴は後方(中団も)・瞬発型、芝マイルの後傾が主戦場。本馬も後傾戦で走る側で、父の設計図どおり。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場◎(7走中5走で好走)・アップダウン○(5走中3走で好走)・大箱○(6走中3走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(3走中3走で好走)で、今回の想定(前傾消耗戦)とは系統が違う(瞬発戦と消耗戦)。今回の芝1400mは初めてで、好走距離:芝1600m。
実走馬R124はメンバー3位で、想定R126との差は-2で、互角に戦える範囲。3歳春に評価が上がって以降、R120前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けは石清水S(1着・R120)で、標準後傾瞬発戦を道中7番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.6)より前半が緩い流れ(-0.6)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。3勝クラス・OP以上ではR121、その下ではR115で、格が上がっても中身は落ちていない。芝の短距離は今回が初めて。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(騎手との共有経験):西村淳也とは2戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均5.5番手、ほかの騎手では9.0番手。前半の位置を取らせる乗り方で、持ち味の先行力を引き出している。Rもこの騎手のときのほうが高く(124対118)、力の出し切り方まで違う。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中6〜15番手にいる想定が約66%を占め、平均は10.8番手。先頭に立つ想定は1%、3番手以内は7%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、中京記念(中京芝1600m)で道中13番手、4角12番手、上がり3F33.1秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた12走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.40。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のスワンSに向けて、2026年の石清水S(京都芝1600m)を勝っている。そのときは道中7番手、4角8番手で、上がり3Fは33.9秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。近走の中京記念(重賞・1600m・2着)、しらさぎS(重賞・1600m・6着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。西村淳也との比較可能な2走は平均R124、ほかの騎手との6走はR118。今回のコンビは、本馬が力を発揮してきた組み合わせとして評価できる。今回の条件で本馬の実績が薄い部分は、エピファネイアの血統傾向(短距離は設計図の外、前傾想定に合わない血)を補助材料にする。ただし、血統上の適性を本馬の実走で確認できたわけではない。時計からの馬R123.8は想定R125.7を1.9下回る。力は互角圏にあるものの、実績が薄い条件への適性を評価の条件にしたい。単勝オッズは17.9倍。人気は11番人気、時計からの馬R順位は3位。西村淳也とのコンビ実績が血統から見た適性をどこまで補えるかが取捨の分かれ目で、両方を踏まえた条件付きの評価にしたい。
R推移 12採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/11/09 | 2歳新馬 | 1着 | 90 | 93 |
| 2025/01/19 | 京成杯(GIII) | 3着 | 107 | 99 |
| 2025/02/09 | きさらぎ賞(GIII) | 8着 | 83 | 96 |
| 2025/04/05 | チャーチルダウンズC(GIII) | 3着 | 117 | 104 |
| 2025/05/11 | NHKマイルC(GI) | 12着 | 113 | 107 |
| 2025/07/26 | 3歳以上1勝クラス | 1着 | 111 | 109 |
| 2025/10/19 | 3歳以上2勝クラス | 1着 | 119 | 112 |
| 2026/01/11 | 新春S(3勝クラス) | 7着 | 104 | 111 |
| 2026/02/10 | 石清水S(3勝クラス) | 1着 | 120 | 114 |
| 2026/04/04 | ダービー卿チャレンジ(GIII) | 4着 | 129 | 117 |
| 2026/06/21 | しらさぎS(GIII) | 6着 | 120 | 118 |
| 2026/08/16 | 中京記念(GIII) | 2着 | 143 | 124 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
エリカエクスプレス
牝4 55.0kg 472(前走)継続武豊S−栗東杉山晴紀中9週【GI△】NF中-芝-標生産三嶋牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○R 126-0R144%-3pt逃げ寄り・先行にまたがる / 消耗寄り・持久にまたがる / 中立の芝マイル+前傾の芝マイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝稍重○2/3
血統父エピファネイアは欧州型ターントゥ系のロベルト系+SS系、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久・瞬発。芝で勝ち上がったエピファネイア産駒195頭は、芝の勝ち上がり全体より前傾戦で好走する馬が9pt少なく、重賞まで届く馬が7pt少なく、中距離を主戦場にする馬が10pt多い=速い流れの消耗戦では脚が鈍り、距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父欧州型ノーザンダンサー系に絞ると(好走産駒49頭)、位置取りと脚の使い方では粘り型が30pt少ない。母父で絞ると、父全体とは異なる適性の傾向が見られる。代表産駒フィロステファニ(母父の小系統まで同じ・重賞○)はアルテミスS GIIIで1着(東京芝1600m・標準後傾瞬発戦)を先行から瞬発型で走った(表の3頭中2頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。京都芝1400mでは父の産駒8頭が好走し(古馬1頭)、舞台の直接データを持つ血。今回の芝短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:エピファネイア産駒の芝の勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは16%(芝全体32%)=設計図の外側。前傾想定には、前傾戦で好走する馬が9pt少ない血で噛み合わない。
体現三軸は【重賞○】Lp-De-t16n/t16h。走りの特徴は逃げ(先行も)・粘り型(持久も)、芝マイルの中立が主戦場。今回のコースに当てはまる特徴別の好走実績は、関西主場○(4走中2走で好走)・アップダウン○(3走中2走で好走)・大箱△(5走中2走で好走)。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(2走中2走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回の芝1400mは初めてで、好走距離:芝1800m。
実走馬R126はメンバー1位で、想定R126との差は±0で、互角に戦える範囲。3歳秋に評価が上がって以降、R128前後で安定している。レースごとの評価の振れが小さく、能力を安定して発揮している。崩れにくい反面、上振れで格上をまとめて負かす型ではない。力の裏付けはフェアリーS(1着・R114)で、前傾消耗戦を道中2番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。芝の短距離は今回が初めて。ヴィクトリアマイルは4着でも中身はR137と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(騎手との共有経験):武豊とは5戦0勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均1.3番手、ほかの騎手では1.5番手。位置取りは誰が乗っても大きくは変わらない。
4角合流道中は逃げで運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、18頭中1〜6番手にいる想定が約83%を占め、平均は3.6番手。先頭に立つ想定は34%、3番手以内は63%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、クイーンS(札幌芝1800m)で道中1番手、4角1番手、上がり3F35.2秒を記録している。余力は過去の芝で採点できた10走から推定した。今回と異なる距離の走りも含め、位置取り・ペース・舞台の違いを調整している。今回の想定ペース(前後差+0.6秒)での余力は+0.09。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のスワンSに向けて、2025年のフェアリーS(中山芝1600m)を勝っている。そのときは道中2番手、4角3番手で、上がり3Fは35.1秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。近走のクイーンS(重賞・1800m・4着)、ヴィクトリアマイル(GI・1600m・4着)は、今回より上の格での結果である。距離も今回とは異なるため、その着順を今回の距離での適性不足に直結させない。今回の条件で本馬の実績が薄い部分は、エピファネイアの血統傾向(短距離は設計図の外、前傾想定に合わない血)を補助材料にする。ただし、血統上の適性を本馬の実走で確認できたわけではない。時計からの馬R125.6は想定R125.7を0.1下回る。力は互角圏にあるものの、実績が薄い条件への適性を評価の条件にしたい。単勝オッズは6.9倍。人気は2番人気、時計からの馬R順位は1位。血統から見た適性が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。人気上位でも、このオッズで中心に据えるには慎重になりたい。
R推移 10採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/10/20 | 2歳新馬 | 1着 | 106 | 102 |
| 2025/01/12 | フェアリーS(GIII) | 1着 | 114 | 107 |
| 2025/04/13 | 桜花賞(GI) | 5着 | 106 | 109 |
| 2025/05/25 | 優駿牝馬(GI) | 10着 | 91 | 106 |
| 2025/09/06 | 京成杯オータムH(GIII) | 11着 | 131 | 113 |
| 2025/10/19 | 秋華賞(GI) | 2着 | 125 | 117 |
| 2025/11/16 | エリザベス女王杯(GI) | 12着 | 121 | 118 |
| 2026/03/07 | 中山牝馬S(GIII) | 4着 | 132 | 122 |
| 2026/05/17 | ヴィクトリアマイル(GI) | 4着 | 137 | 126 |
| 2026/08/02 | クイーンS(GIII) | 4着 | 123 | 126 |


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