金沢8R JBCスプリント2026(JpnI)出馬表・全頭血統分析
2026年11月3日、金沢競馬場8Rで行われるJBCスプリント(JpnI・ダート1400m、15:10発走)の出馬表です。枠順確定の全12頭について、騎手、父・母父の血統組成と補完データ、実走・R推移を掲載。各馬のGHR解析をもとに、今回のコースと想定される速めの流れで、血統と走りの特徴がどう生きるかを比較します。
出走馬の特徴とコース・ペースの相性
コースの重力に、出走馬の構成を重ねる。
速めペース持続型を想定する金沢ダート1,400m。馬Rだけで並べず、血統の設計図、三軸が示す席と脚、近走のR時計を重ねて各馬の輪郭を読みます。
全12頭の血統・GHR評価一覧
馬番順 · 馬名から詳細へ
父と母父、その系統の組み合わせから馬の輪郭を捉え、実際の走りに重ねる。
| 馬名 / 性齢・斤量・馬体重 / 騎手 / 厩舎 / 生産 | 三軸到達クラス / 席・脚・条件 / 先行力・持久力・瞬発力 | 想定ポジション | 好走パターン | 特殊アビリティ血統 / 戦績 / 素質(片鱗・開花) / 好走コース適性 | 取得ラベル | 系統 / 父・母父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 想定9人気ケイズレーヴ牡4 57.0kg 429(前走)乗替望月洵輝愛知榎屋充中5週生産グランド牧場 | 重賞◎R 116-5R430%MpEd12h/d12n 先行0.04 持久0.84 瞬発0.96 | B | 上り37.9 4角2.8番手 好走17/23走 ペース標準後傾瞬発戦 1/2 距離・馬場ダート1400〜1500m ダート良◎13/16 ダート不良◎3/4 ダート重◎1/1 枠中枠◎6/8 内枠◎5/6 外枠○6/9 | – | 🏆配3位🏡牧8位 | 米国型ノーザンダンサー系ストームキャット系ブリックスアンドモルタル日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系+欧州型ディープブリランテ |
| 2 | 想定10人気エコロガイア牡5 57.0kg 468(前走)継続小牧太兵庫保利良平中4週生産Spry Family Farm | 重賞○R 104-17R1213%+3ptLpEd12h 先行0.44 持久0.54 瞬発– | P | 上り37.1 4角1.8番手 好走11/26走 ペース前傾消耗戦 8/22 距離・馬場芝1200m 芝良◎2/2 ダート重◎1/1 芝不良◎1/1 枠外枠○7/12 | 小回り◎直線坂○ | 💎父 | 米国型ミスタープロスペクター系ゴーンウェスト系Speightstown米国型ミスタープロスペクター系フォーティーナイナー系Distorted Humor |
| 3 | 想定12人気ジョージテソーロ牡5 57.0kg 472(前走)乗替野畑凌南関B±浦和小久保智中5週生産本間牧場 | 重賞○↓R 111-11R825%+5ptLEd12h/d16h 先行0.15 持久0.81 瞬発0.90 | M | 上り37.5 4角2.3番手 好走13/27走 ペース速めペース持続型 3/5 距離・馬場ダート1700〜1800m ダート良○10/18 ダート不良○1/2 枠中枠○6/9 内枠○3/6 | 直線坂○関東主場○アップダウン○ | – | 米国型ナスルーラ系エーピーインディ系ベストウォーリア米国型ナスルーラ系エーピーインディ系カジノドライヴ |
| 4 | 想定2人気インユアパレス牡5 57.0kg 486(前走)継続戸崎圭太JRAS±栗東須貝尚介中5週【重賞◎】NF主-芝-標生産Winchester Farm | 重賞△R 118-4R241%-3ptMpEd12h 先行0.03 持久0.89 瞬発– | B | 上り35.9 4角5.6番手 好走17/24走 ペース前傾消耗戦 15/19 距離・馬場ダート1200〜1400m ダート稍重◎4/4 ダート重◎1/1 ダート良○9/13 枠外枠◎7/7 中枠○6/9 内枠○4/8 | ⏱高速馬場対応 関西主場◎アップダウン◎ローカル◎平坦◎ | – | 米国型ミスタープロスペクター系スマートストライク系パレスマリス日本型サンデーサイレンス系ディープインパクト系ディープインパクト |
| 5 | 想定6人気ハッピーマン牡4 57.0kg 469(前走)乗替岩田望来JRAS▽±栗東寺島良中5週【重賞○】散-芝ダ-詰生産桑田牧場 | 重賞◎↑↓R 113-9R625%+5ptPEsd12h 先行0.21 持久0.66 瞬発0.94 | M | 上り37.9 4角3.4番手 好走7/17走 ペース前傾消耗戦 5/10 距離・馬場ダート1400m(参・5/11) ダート稍重◎1/1 ダート不良◎1/1 枠中枠○4/6 | 🌧道悪歓迎 関西主場○アップダウン○ | ⭐父4位 | 米国型ヒムヤー系マッチョウノ系ダノンレジェンド欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系キングカメハメハ |
| 6 | 想定11人気オマツリオトコ牡6 57.0kg 494(前走)乗替下原理兵庫長倉功中4週生産グランド牧場 | 重賞◎↑R 105-16R1113%+3ptMEsd16n/d12h 先行0.00 持久0.72 瞬発0.97 | B | 上り37.7 4角5.1番手 好走14/28走 ペース標準後傾瞬発戦 3/3 距離・馬場ダート1400〜1700m ダート稍重◎5/6 ダート重◎2/2 芝稍重○1/2 枠外枠○5/10 内枠○4/7 | 🌧道悪歓迎 平坦◎洋芝◎ローカル○小回り○ | 🏡牧8位 | 米国型ノーザンダンサー系サドラーズウェルズ系ヴィットリオドーロ米国型ノーザンダンサー系スマートボーイ |
| 7 | 想定8人気イグザルト牡7 57.0kg 517(前走)継続矢野貴之南関S△+大井荒山勝徳中5週生産シンボリ牧場 | 重賞◎R 112-9R725%+5ptMpEd12h 先行0.03 持久0.88 瞬発0.65 | B | 上り36.6 4角5.4番手 好走21/42走 ペース速めペース持続型 3/4 距離・馬場ダート1400m(参・13/22) ダート良○15/24 ダート重○2/4 枠外枠○10/16 | 🌾芝スタート好み 小回り○アップダウン○ | – | 欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系+SS系ドゥラメンテ米国型ノーザンダンサー系ストームキャット系Stormy Atlantic |
| 8 | 想定5人気ゼーロス牡3 56.0kg 483(前走)継続笹川翼南関S▽−大井荒山勝徳中3週生産千代田牧場 | 重賞◎R 108-14R1013%+3ptPEd12h 先行0.33 持久0.89 瞬発0.61 | P | 上り37.9 4角3.0番手 好走7/9走 ペース前傾消耗戦 5/5 距離・馬場ダート1200〜1600m ダート良◎3/4 ダート重◎2/2 ダート稍重○2/3 枠内枠◎3/4 外枠◎3/4 中枠◎1/1 | – | ⭐父4位 | 米国型ヒムヤー系マッチョウノ系ダノンレジェンド日本型サンデーサイレンス系マンハッタンカフェ系マンハッタンカフェ |
| 9 | 想定7人気ティントレット牡5 57.0kg 497(前走)乗替C.デムJRASS±大井荒山勝徳中3週生産社台ファーム | 重賞◎R 110-11R913%+3ptLpEd12h 先行0.23 持久0.86 瞬発0.72 | M | 上り37.7 4角2.5番手 好走11/26走 ペース前傾消耗戦 7/19 距離・馬場ダート1200〜1700m ダート良○7/13 枠– | 🔁連闘上昇 – | ⭐父6位🏆配1位🏡牧2位 | 欧州型ミスタープロスペクター系キングマンボ系ホッコータルマエ日本型サンデーサイレンス系サンデーサイレンス系+米国型ゼンノロブロイ |
| 10 | 想定1人気ウィルソンテソーロ牡7 57.0kg 485(前走)継続川田将雅JRASS±美浦高木登中2週【重賞◎】散-芝ダ-休生産リョーケンファーム | GI◎R 122+0R152%-9ptMEd16h 先行0.05 持久0.83 瞬発0.80 | B | 上り36.6 4角4.6番手 好走20/31走 ペース速めペース持続型 4/4 距離・馬場ダート1600〜1800m ダート良◎14/20 ダート重◎1/1 ダート稍重○4/6 枠中枠◎7/9 内枠◎3/4 外枠○10/18 | 🌟片鱗(ダートG1) 直線坂◎ローカル○関東主場○平坦○ | 🎖騎 | 日本型サンデーサイレンス系キタサンブラック系キタサンブラック米国型ナスルーラ系アンクルモー系Uncle Mo |
| 11 | 想定3人気メイショウハチロー牡4 57.0kg 500(前走)継続吉原寛人栗東福永祐一中2週【重賞◎】NF主-芝-標生産三嶋牧場 | GI○R 116-5R341%-3ptPEd12h 先行0.35 持久0.74 瞬発0.86 | P | 上り36.6 4角4.5番手 好走10/14走 ペース前傾消耗戦 7/9 距離・馬場ダート1400〜1600m ダート稍重◎1/1 ダート良○9/13 枠内枠◎5/6 外枠◎4/4 | 直線坂◎関東主場◎ローカル○関西主場○ | 🏆配10位🎖騎10位🏡牧5位 | 米国型ナスルーラ系エーピーインディ系シニスターミニスター日本型サンデーサイレンス系ダイワメジャー系ダイワメジャー |
| 12 | 想定4人気マテンロウコマンド牡4 57.0kg 506(前走)継続松山弘平JRAS±栗東長谷川浩中8週【重賞◎】散-芝-標生産岡田牧場 | 重賞◎R 114-8R530%LpEd12h 先行0.57 持久0.87 瞬発– | L | 上り37.4 4角3.4番手 好走12/16走 ペース前傾消耗戦 10/11 距離・馬場ダート1400m ダート良◎7/10 ダート稍重◎2/2 ダート重◎2/2 枠内枠◎5/7 外枠◎7/7 | 🌧道悪歓迎 ローカル◎直線坂○関西主場○アップダウン○ | ⭐父9位 | 米国型ノーザンダンサー系ストームキャット系ドレフォン欧州型ノーザンダンサー系ダンシングブレーヴ系キングヘイロー |
数字の奥にある、馬の姿。
ケイズレーヴ
牡4 57.0kg 429(前走)乗替望月洵輝愛知榎屋充中5週生産グランド牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 116-5R430%中団寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離+中立のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良◎13/16 ダート不良◎3/4 ダート重◎1/1
血統父ブリックスアンドモルタルは米国型ノーザンダンサー系のストームキャット系、自身は米国芝クラシックで活躍、系統の走法は消耗。ダートで勝ち上がったブリックスアンドモルタル産駒55頭は、ダートの勝ち上がり全体より粘り型が24pt多く、持久型が18pt少なく、マイルを主戦場にする馬が15pt多い=前で粘り込む血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒82頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒アンモシエラ(母父の大系統まで同じ・GI◎)はJBCレディスクラシで1着(船橋ダ1800m・前傾消耗戦)を逃げから粘り型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒2頭が好走し(古馬1頭)、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【重賞◎】Mp-E-d12h/d12n。走りの特徴は中団(先行も)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。父の産駒に少ない持久型で走る点は設計図の外で、血を育むのは人。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(2走中1走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(瞬発戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、9走中7走で好走している(好走距離:ダート1400〜1500m)。
実走馬R116はメンバー4位で、想定R121との差は-5。4歳春に評価が上がって以降、R121前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けはオグリキャップ記念(1着・R124)で、前傾消耗戦を道中7番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.3)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。交流GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。ダ短距離(力をつけてから2走)では中身が安定期のRより4低い。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った3戦の流れは前傾消耗戦1(前後差+2.3)。想定はそれより前半が緩く、道中7〜12番手から持久力で勝つ形が、上がりの勝負でも通るかは未検証。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(状態):前走オーバルスプリントはホームの外での一戦で、いつもの物差しでは今の水準を確かめられていない。揺らぎ(騎手との共有経験):望月洵輝とは初コンビで、相性はまだ測れない。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中4〜10番手にいる想定が約66%を占め、平均は7.0番手。先頭に立つ想定は4%、3番手以内は17%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、オーバルスプリント(浦和ダート1400m)で道中8番手、4角6番手、上がり3F35.6秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート7走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+1.05。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2026年のオグリキャップ記念(笠松ダート1400m)を勝っている。そのときは道中7番手、4角5番手で、上がり3Fは35.7秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。勝ったオグリキャップ記念(笠松ダート1400m)では、道中7番手で前後差+2.3秒の流れに対応した。同じ面・距離の勝ち走の前後差は+2.3秒で、今回の想定は+0.1秒。勝ち切ったときより前半が緩く、上がり勝負への対応を確かめたい。時計からの馬R116.2は想定R121.4を5.2下回る。時計の平均評価では見劣るが、オグリキャップ記念で示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、勝ったときより緩い流れへの対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは22.0倍。人気は9番人気、時計からの馬R順位は4位。勝ったときより緩い流れへの対応が課題で、緩い流れからの上がり勝負で脚を使えるかが評価を見直す条件になる。人気が時計順位より低くても、課題が残るうちは評価を上げにくい。
R推移 9採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/08/08 | 若駒盃(OP) | 1着 | 82 | 77 |
| 2025/05/01 | 兵庫チャンピオンシッ(JpnII) | 5着 | 121 | 95 |
| 2025/12/25 | 兵庫ゴールドトロフィ(JpnIII) | 5着 | 104 | 97 |
| 2026/01/29 | 梅見月杯(重賞) | 7着 | 105 | 99 |
| 2026/04/29 | 飛山濃水杯(重賞) | 3着 | 109 | 102 |
| 2026/05/28 | オグリキャップ記念(重賞) | 1着 | 124 | 104 |
| 2026/07/19 | 小倉記念(GIII) | 12着 | 110 | 111 |
| 2026/08/16 | 中京記念(GIII) | 12着 | 133 | 117 |
| 2026/09/23 | オーバルスプリント[(JpnIII) | 3着 | 128 | 116 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
エコロガイア
牡5 57.0kg 468(前走)継続小牧太兵庫保利良平中4週生産Spry Family Farm血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○R 104-17R1213%+3pt逃げ寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
芝良◎2/2 ダート重◎1/1 芝不良◎1/1
血統父Speightstownは米国型ミスタープロスペクター系のゴーンウェスト系、自身は米国スプリントで活躍、系統の走法は消耗。Speightstown自身のダートの勝ち上がりは14頭と薄く、米国型ゴーンウェスト系で米国スプリント活躍の父の産駒27頭で読むと、ダートの勝ち上がり全体より前で運ぶ馬が20pt多く、重賞まで届く馬が12pt多く、短距離を主戦場にする馬が30pt多い=前半から自分で位置を取り、距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父米国型ミスタープロスペクター系に絞った好走産駒はまだ9頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。代表産駒ピンシャン(母父の大系統まで同じ・OP3勝◎)はすばるSで1着(中京ダ1400m・前傾消耗戦)を逃げから粘り型で走った=今回と同じダ短距離で配合の到達点を作っている(表の3頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒2頭が好走し(古馬2頭)、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【重賞○】Lp-E-d12h。走りの特徴は逃げ(先行も)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。本馬も前で運ぶ側で、父の設計図どおり。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(22走中8走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、5走中1走で好走している(好走距離:芝1200m)。
実走馬R104はメンバー12位で、想定R121との差は-17。2歳冬に評価が上がって以降、R106前後で安定している。力の裏付けは陽春S(1着・R116)で、前傾消耗戦を道中1番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.8)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。越後Sは8着でも中身はR109と安定期のRを上回り、勝ち型より強い前傾・勝ち型より後ろの位置取りによる着順の目減り。同じ面・距離で勝った1戦の流れは前傾消耗戦1(前後差+1.2)。想定はそれより前半が緩く、道中1番手から持久力で勝つ形が、上がりの勝負でも通るかは未検証。主戦場での崩れは強い前傾で前半の位置を落としたとき(越後S)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(状態):前走園田チャレンジCは地方での一戦で、いつもの物差しでは今の水準を確かめられていない。揺らぎ(騎手との共有経験):小牧太とは1戦1勝。比べる相手が少なく、相性の中身はまだ読めない。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中2〜9番手にいる想定が約77%を占め、平均は5.5番手。先頭に立つ想定は10%、3番手以内は33%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、園田チャレンジC(園田ダート1400m)で道中1番手、4角1番手、上がり3F38.3秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート2走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では-0.09。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。余力を測れた走りが少ないため、値の良し悪しは暫定評価として扱いたい。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、1走前の園田チャレンジC(園田ダート1400m)を勝っている。そのときは道中1番手、4角1番手で、上がり3Fは38.3秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。勝った園田チャレンジC(園田ダート1400m)では、道中1番手で前後差+1.2秒の流れに対応した。同じ面・距離の勝ち走の前後差は+1.2秒で、今回の想定は+0.1秒。勝ち切ったときより前半が緩く、上がり勝負への対応を確かめたい。時計からの馬R104.3は想定R121.4を17.1下回る。時計の平均評価では見劣るが、園田チャレンジCで示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、勝ったときより緩い流れへの対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは34.8倍。人気は10番人気、時計からの馬R順位は12位。勝ったときより緩い流れへの対応が課題で、緩い流れからの上がり勝負で脚を使えるかが評価を見直す条件になる。時計評価を上回る支持には慎重で、人気に合わせて評価を引き上げにくい。
R推移 26採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/06/17 | 2歳新馬 | 5着 | 84 | 90 |
| 2023/07/01 | 2歳未勝利 | 2着 | 96 | 93 |
| 2023/09/03 | 2歳未勝利 | 3着 | 87 | 94 |
| 2023/09/23 | 2歳未勝利 | 3着 | 92 | 95 |
| 2023/10/09 | 2歳未勝利 | 1着 | 93 | 96 |
| 2023/10/22 | なでしこ賞(1勝クラス) | 4着 | 97 | 98 |
| 2023/12/10 | 2歳1勝クラス | 1着 | 107 | 101 |
| 2024/01/17 | ブルーバードC(JpnIII) | 2着 | 103 | 99 |
| 2024/04/29 | 兵庫チャンピオンシッ(JpnII) | 8着 | 104 | 97 |
| 2024/09/14 | 初風S(3勝クラス) | 2着 | 105 | 104 |
| 2024/10/05 | 大山崎S(3勝クラス) | 2着 | 106 | 105 |
| 2024/11/02 | 貴船S(3勝クラス) | 8着 | 97 | 104 |
| 2024/11/30 | 姫路S(3勝クラス) | 5着 | 106 | 104 |
| 2025/04/06 | 陽春S(3勝クラス) | 1着 | 116 | 107 |
| 2025/04/26 | 天王山S(OP) | 10着 | 108 | 108 |
| 2025/07/20 | 福島テレビ賞(OP) | 6着 | 113 | 109 |
| 2025/09/14 | ラジオ日本賞(OP) | 14着 | 105 | 109 |
| 2025/10/04 | オパールS(L) | 17着 | 89 | 105 |
| 2025/11/16 | 福島民友C(L) | 11着 | 106 | 106 |
| 2025/12/21 | コールドムーンS(OP) | 9着 | 116 | 106 |
| 2026/01/10 | すばるS(L) | 6着 | 112 | 107 |
| 2026/02/22 | 令月S(OP) | 2着 | 116 | 108 |
| 2026/03/22 | 千葉S(OP) | 13着 | 98 | 107 |
| 2026/05/03 | 越後S(OP) | 8着 | 109 | 107 |
| 2026/08/16 | NST賞(OP) | 12着 | 93 | 104 |
| 2026/09/25 | 園田チャレンジC(重賞) | 1着 | 127 | 104 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ジョージテソーロ
牡5 57.0kg 472(前走)乗替野畑凌南関B±浦和小久保智中5週生産本間牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞○↓R 111-11R825%+5pt逃げ / 持久 / 前傾のダート短距離+前傾のダートマイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良○10/18 ダート不良○1/2
血統父ベストウォーリアは米国型ナスルーラ系のエーピーインディ系、自身は日本ダートマイルで活躍、系統の走法は消耗。ダートで勝ち上がったベストウォーリア産駒36頭は、ダートの勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が31pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父米国型ナスルーラ系に絞った好走産駒はまだ3頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。代表産駒アイファーシアトル(母父の小系統まで同じ・OP3勝△)はフルーツラインCで2着(福島ダ1150m・前傾消耗戦)を逃げから粘り型で走った=今回と同じダ短距離で配合の到達点を作っている(表の2頭中1頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒5頭が好走し(古馬5頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞○↓】L-E-d12h/d16h。走りの特徴は逃げ・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。好走パターンでは最も好走率が高いのは速めペース持続型(5走中3走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回のダート1400mでは、11走中5走で好走している(好走距離:ダート1700〜1800m)。
実走馬R111はメンバー8位で、想定R121との差は-11。3歳春に評価が上がって以降、R110前後で安定している。レースごとの評価の振れが小さく、能力を安定して発揮している。崩れにくい反面、上振れで格上をまとめて負かす型ではない。力の裏付けは梅花賞(1着・R101)で、前傾消耗戦を道中5番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.1)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。交流GI以上ではR119、その下ではR112で、格が上がっても中身は落ちていない。オーバルスプリントは8着でも中身はR116と安定期のRを上回り、着順ほど負けていない。スパーキングサマーカは4着でも中身はR113と安定期のRを上回り、主戦場の外による着順の目減り。同じ面・距離で勝った2戦の流れは前傾消耗戦2(前後差+1.9〜+2.1)。想定はそれより前半が緩く、道中1〜5番手から持久力で勝つ形が、上がりの勝負でも通るかは未検証。主戦場での崩れは前半の位置が後ろになったとき(神無月S・さきたま杯)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):野畑凌とは初コンビで、相性はまだ測れない。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中5〜11番手にいる想定が約73%を占め、平均は8.2番手。先頭に立つ想定は2%、3番手以内は9%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を下げる傾向があり、序盤の位置をそのまま保てるとは見ていない。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、オーバルスプリント(浦和ダート1400m)で道中3番手、4角8番手、上がり3F37.9秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート8走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.25。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2026年の梅花賞(浦和ダート1400m)を勝っている。そのときは道中5番手、4角1番手で、上がり3Fは37.5秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。勝った梅花賞(浦和ダート1400m)では、道中5番手で前後差+2.1秒の流れに対応した。同じ面・距離の勝ち走の前後差は+1.9〜+2.1秒で、今回の想定は+0.1秒。勝ち切ったときより前半が緩く、上がり勝負への対応を確かめたい。時計からの馬R110.7は想定R121.4を10.7下回る。時計の平均評価では見劣るが、梅花賞で示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、勝ったときより緩い流れへの対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは68.3倍。人気は12番人気、時計からの馬R順位は8位。梅花賞で示したダート1400mの実績を評価に残したい。勝ったときより緩い流れへの対応が課題で、緩い流れからの上がり勝負で脚を使えるかが評価を見直す条件になる。
R推移 25採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/07/29 | 2歳新馬 | 4着 | 78 | 87 |
| 2023/10/01 | 2歳未勝利 | 3着 | 91 | 89 |
| 2023/10/28 | 2歳未勝利 | 1着 | 96 | 94 |
| 2023/11/25 | カトレアS(OP) | 2着 | 104 | 99 |
| 2024/02/17 | 3歳1勝クラス | 1着 | 100 | 100 |
| 2024/03/10 | 昇竜S(OP) | 2着 | 105 | 103 |
| 2024/06/15 | 立川特別(2勝クラス) | 3着 | 109 | 105 |
| 2024/07/07 | 天の川賞(2勝クラス) | 1着 | 111 | 107 |
| 2024/10/05 | 赤富士S(3勝クラス) | 14着 | 98 | 106 |
| 2024/11/03 | 錦秋S(3勝クラス) | 8着 | 104 | 106 |
| 2025/01/05 | 招福S(3勝クラス) | 3着 | 119 | 110 |
| 2025/02/22 | 小倉城S(3勝クラス) | 3着 | 116 | 111 |
| 2025/04/19 | 下総S(3勝クラス) | 1着 | 114 | 111 |
| 2025/07/06 | ジュライS(OP) | 12着 | 99 | 109 |
| 2025/08/23 | BSN賞(L) | 12着 | 108 | 110 |
| 2025/10/26 | 神無月S(OP) | 15着 | 103 | 109 |
| 2025/12/21 | コールドムーンS(OP) | 13着 | 111 | 110 |
| 2026/02/26 | 梅花賞(OP)(4上) | 1着 | 101 | 106 |
| 2026/03/10 | フジノウェーブ記念競(重賞) | 2着 | 105 | 105 |
| 2026/03/31 | 京成盃グランドマイラ(重賞) | 1着 | 118 | 106 |
| 2026/05/05 | かしわ記念(JpnI) | 5着 | 118 | 108 |
| 2026/05/27 | プラチナC(重賞) | 6着 | 117 | 109 |
| 2026/06/24 | さきたま杯[指定交流(JpnI) | 7着 | 120 | 110 |
| 2026/08/19 | スパーキングサマーカ(重賞) | 4着 | 113 | 110 |
| 2026/09/23 | オーバルスプリント[(JpnIII) | 8着 | 116 | 111 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
インユアパレス
牡5 57.0kg 486(前走)継続戸崎圭太JRAS±栗東須貝尚介中5週【重賞◎】NF主-芝-標生産Winchester Farm血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
–どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞△R 118-4R241%-3pt中団寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート稍重◎4/4 ダート重◎1/1 ダート良○9/13
血統父パレスマリスは米国型ミスタープロスペクター系のスマートストライク系、自身は米国マイルで活躍、系統の走法は消耗。パレスマリス自身のダートの勝ち上がりは4頭と薄く、米国型ミスタープロスペクター系で米国マイル活躍の父の産駒124頭で読むと、ダートの平均像に近く、一つの型に寄らない(系統の走法〈消耗〉以上の偏りは出ていない)。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞った好走産駒はまだ2頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。
体現三軸は【重賞△】Mp-E-d12h。走りの特徴は中団(先行も)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。特殊アビリティでは、高速馬場対応(平均より速い決着で走る)は当日の流れ次第。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(19走中15走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、11走中9走で好走している。
実走馬R118はメンバー2位で、想定R121との差は-4で、互角に戦える範囲。3歳秋に評価が上がって以降、R115前後で安定している。レースごとの評価の振れが小さく、能力を安定して発揮している。崩れにくい反面、上振れで格上をまとめて負かす型ではない。力の裏付けは神無月S(1着・R120)で、前傾消耗戦を道中6番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。東海Sは4着でも中身はR116と安定期のR並みで、着順ほど負けていない。同じ面・距離で勝った2戦は道中6〜9番手から持久力で、流れは前傾消耗戦2(前後差+0.7〜+3.2)。想定(+0.1)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。大きく崩れた前例がない。揺らぎ(状態):前走オーバルスプリントは地方での一戦で、いつもの物差しでは今の水準を確かめられていない。揺らぎ(騎手との共有経験):戸崎圭太とは3戦0勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均6.7番手、ほかの騎手では7.0番手。位置取りは誰が乗っても大きくは変わらない。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中3〜9番手にいる想定が約66%を占め、平均は6.2番手。先頭に立つ想定は7%、3番手以内は24%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、オーバルスプリント(浦和ダート1400m)で道中4番手、4角3番手、上がり3F35.5秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート3走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.45。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2025年の神無月S(東京ダート1400m)を勝っている。そのときは道中6番手、4角6番手で、上がり3Fは34.8秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。ダート1400mで比較できる8走の平均はR119。普段の水準(R115)を4上回り、今回の条件は評価を上げる材料になる。GIへの初挑戦となる今回は、下のクラスで示した力を同じように発揮できるかを確かめたい。時計からの馬R117.6は想定R121.4を3.8下回る。力は互角圏にあるものの、初めての格への対応を評価の条件にしたい。単勝オッズは5.1倍。人気は2番人気、時計からの馬R順位は2位。神無月Sで示したダート1400mの実績を評価に残したい。初めての格への対応が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 24採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/09/30 | 2歳新馬 | 5着 | 85 | 91 |
| 2023/10/14 | 2歳未勝利 | 3着 | 91 | 91 |
| 2023/11/12 | 2歳未勝利 | 8着 | 78 | 90 |
| 2024/02/11 | 3歳未勝利 | 1着 | 110 | 97 |
| 2024/02/25 | 3歳1勝クラス | 4着 | 100 | 99 |
| 2024/06/15 | 3歳以上1勝クラス | 1着 | 106 | 102 |
| 2024/08/25 | 岩室温泉特別(2勝クラス) | 2着 | 104 | 104 |
| 2024/09/22 | 3歳以上2勝クラス | 1着 | 114 | 107 |
| 2024/11/02 | 貴船S(3勝クラス) | 1着 | 109 | 108 |
| 2024/12/08 | カペラS(GIII) | 9着 | 111 | 109 |
| 2025/02/09 | 令月S(OP) | 2着 | 109 | 110 |
| 2025/03/23 | 千葉S(OP) | 11着 | 112 | 111 |
| 2025/04/26 | 天王山S(OP) | 2着 | 116 | 111 |
| 2025/05/24 | 欅S(OP) | 2着 | 119 | 113 |
| 2025/06/21 | 天保山S(OP) | 4着 | 114 | 114 |
| 2025/07/27 | 東海S(GIII) | 2着 | 123 | 116 |
| 2025/09/06 | エニフS(L) | 1着 | 119 | 117 |
| 2025/10/26 | 神無月S(OP) | 1着 | 120 | 118 |
| 2026/02/01 | 根岸S(GIII) | 9着 | 115 | 117 |
| 2026/03/24 | 黒船賞[指定交流](JpnIII) | 3着 | 124 | 114 |
| 2026/05/17 | 栗東S(L) | 3着 | 122 | 117 |
| 2026/07/26 | 東海S(GIII) | 4着 | 116 | 117 |
| 2026/09/03 | サマーチャンピオン(JpnIII) | 2着 | 114 | 112 |
| 2026/09/23 | オーバルスプリント[(JpnIII) | 2着 | 134 | 118 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ハッピーマン
牡4 57.0kg 469(前走)乗替岩田望来JRAS▽±栗東寺島良中5週【重賞○】散-芝ダ-詰生産桑田牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎↑↓R 113-9R625%+5pt先行 / 持久寄り・瞬発にまたがる / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート稍重◎1/1 ダート不良◎1/1
血統父ダノンレジェンドは米国型ヒムヤー系のマッチョウノ系、自身は地方スプリントで活躍、系統の走法は消耗。ダートで勝ち上がったダノンレジェンド産駒93頭は、ダートの勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が16pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父欧州型ミスタープロスペクター系に絞ると(好走産駒10頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ミッキーヌチバナ(母父も同じ・重賞○)はアンタレスSで1着(阪神ダ1800m・速めペース持続型)を先行から持久型で走った(表の3頭中2頭が重賞以上)。本馬も同じ型。金沢ダ1400mでは父の産駒7頭が好走し(古馬5頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞◎↑↓】P-Es-d12h。走りの特徴は先行・持久型(瞬発も)、ダート短距離の前傾が主戦場。特殊アビリティでは、道悪歓迎(道悪(稍重・重・不良)で走る)は当日の馬場次第。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(10走中5走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、11走中5走で好走している。
実走馬R113はメンバー6位で、想定R121との差は-9。R112前後で推移してきた。到達クラスの↑は、一つ上のクラスでも、その格に見合う走りを示したことを表す。昇級を期待する材料になる。力の裏付けはオータムリーフS(1着・R116)で、前傾消耗戦を道中12番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.8)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った3戦は道中4〜12番手から持久力で、流れは前傾消耗戦2・速めペース持続型1(前後差+0.5〜+2.8)。想定(+0.1)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。主戦場での崩れは流れが強い前傾になったとき(東海S)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):岩田望来とは初コンビで、相性はまだ測れない。しかもテン乗りで成績を落としやすい騎手で、実現の振れは大きい側に見る。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中3〜9番手にいる想定が約66%を占め、平均は5.8番手。先頭に立つ想定は9%、3番手以内は29%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、オーバルスプリント(浦和ダート1400m)で道中2番手、4角2番手、上がり3F36.6秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート9走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.11。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。終いの減速は比較対象と大きく変わらず、余力だけで強く推せる差はない。直線は前の馬を追う形が中心だが、余力の裏付けは強くない。4角で前との差を小さくしておくことが、上位へ進むための条件になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2025年の兵庫ゴールドトロフィ(園田ダート1400m)を勝っている。そのときは道中4番手、4角1番手で、上がり3Fは38.2秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。今回の条件では「テン乗りに弱い騎手」が評価を下げる材料になる。時計からの馬R112.5は想定R121.4を8.9下回る。時計の平均評価では見劣るが、兵庫ゴールドトロフィで示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、岩田望来とのコンビ実績は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは16.4倍。人気は6番人気、時計からの馬R順位は6位。兵庫ゴールドトロフィで示したダート1400mの実績を評価に残したい。岩田望来とのコンビ実績が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 17採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/06/15 | 2歳新馬 | 1着 | 93 | 94 |
| 2024/09/28 | ヤマボウシ賞(1勝クラス) | 4着 | 107 | 100 |
| 2024/11/21 | 兵庫ジュニアグランプ(JpnII) | 1着 | 113 | 101 |
| 2024/12/11 | 全日本2歳優駿【国際(JpnI) | 2着 | 109 | 105 |
| 2025/02/23 | ヒヤシンスS(L) | 9着 | 100 | 107 |
| 2025/03/26 | 京浜盃競走(JpnII) | 8着 | 104 | 104 |
| 2025/05/01 | 兵庫チャンピオンシッ(JpnII) | 2着 | 126 | 107 |
| 2025/09/04 | サマーチャンピオン(JpnIII) | 4着 | 115 | 106 |
| 2025/09/23 | テレ玉杯オーバルスプ(JpnIII) | 6着 | 115 | 110 |
| 2025/11/30 | オータムリーフS(OP) | 1着 | 116 | 114 |
| 2025/12/25 | 兵庫ゴールドトロフィ(JpnIII) | 1着 | 115 | 109 |
| 2026/02/22 | フェブラリーS(GI) | 16着 | 99 | 112 |
| 2026/04/15 | 東京スプリント競走(JpnIII) | 9着 | 106 | 108 |
| 2026/05/17 | 栗東S(L) | 7着 | 114 | 111 |
| 2026/07/26 | 東海S(GIII) | 8着 | 111 | 112 |
| 2026/09/03 | サマーチャンピオン(JpnIII) | 3着 | 111 | 107 |
| 2026/09/23 | オーバルスプリント[(JpnIII) | 5着 | 130 | 113 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
オマツリオトコ
牡6 57.0kg 494(前走)乗替下原理兵庫長倉功中4週生産グランド牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎↑R 105-16R1113%+3pt中団 / 持久寄り・瞬発にまたがる / 中立のダートマイル+前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート稍重◎5/6 ダート重◎2/2 芝稍重○1/2
血統父ヴィットリオドーロは米国型ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系、自身は地方クラシックで活躍、系統の走法は消耗。ヴィットリオドーロ自身のダートの勝ち上がりは6頭と薄く、米国型ノーザンダンサー系の父の産駒1165頭で読むと、ダートの勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が6pt多い。血統補完で母父米国型ノーザンダンサー系に絞った好走産駒はまだ4頭で、母父の影響を判断するにはデータ不足のため、父全体の傾向を参考にする。代表産駒ダンディーヴォーグ(母父の国別だけ同じ・重賞△)は川崎スパーキングスプで2着(川崎ダ900m・前傾消耗戦)を逃げから持久型で走った=今回と同じダ短距離で配合の到達点を作っている。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。
体現三軸は【重賞◎↑】M-Es-d16n/d12h。走りの特徴は中団・持久型(瞬発も)、ダートマイルの中立が主戦場。特殊アビリティでは、道悪歓迎(道悪(稍重・重・不良)で走る)は当日の馬場次第。好走パターンでは最も好走率が高いのは標準後傾瞬発戦(3走中3走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(瞬発戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、15走中9走で好走している(好走距離:ダート1400〜1700m)。
実走馬R105はメンバー11位で、想定R121との差は-16。2歳秋に評価が上がって以降、R106前後で安定している。レースごとの評価の振れが小さく、能力を安定して発揮している。崩れにくい反面、上振れで格上をまとめて負かす型ではない。到達クラスの↑は、一つ上のクラスでも、その格に見合う走りを示したことを表す。昇級を期待する材料になる。力の裏付けは兵庫ジュニアグランプ(1着・R121)で、速めペース持続型を道中3番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。交流GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。ダ短距離(力をつけてから3走)では中身が安定期のRより8高い。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った3戦は道中3〜6番手から持久力で、流れは前傾消耗戦1・速めペース持続型1(前後差+0.9〜+3.5)。想定(+0.1)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(騎手との共有経験):下原理とは7戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均7.0番手、ほかの騎手では8.2番手。溜めて運ぶ乗り方で、終いに脚を残す形を作っている。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中9〜12番手にいる想定が約82%を占め、平均は10.3番手。先頭に立つ想定は1%未満、3番手以内は2%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、姫山菊花賞(園田ダート1700m)で道中9番手、4角6番手、上がり3F37.7秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート9走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+1.07。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2022年の兵庫ジュニアグランプ(園田ダート1400m)を勝っている。そのときは道中3番手、4角2番手で、上がり3Fは37.9秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。ダート1400mで比較できる3走の平均はR114。普段の水準(R106)を8上回り、今回の条件は評価を上げる材料になる。交流GIへの初挑戦となる今回は、下のクラスで示した力を同じように発揮できるかを確かめたい。時計からの馬R104.9は想定R121.4を16.5下回る。時計の平均評価では見劣るが、兵庫ジュニアグランプで示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、初めての格への対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは40.5倍。人気は11番人気、時計からの馬R順位は11位。兵庫ジュニアグランプで示したダート1400mの実績を評価に残したい。初めての格への対応が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 22採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2022/06/18 | 2歳新馬 | 1着 | 89 | 93 |
| 2022/07/16 | 函館2歳S(GIII) | 3着 | 66 | 83 |
| 2022/10/01 | ヤマボウシ賞(1勝クラス) | 1着 | 104 | 93 |
| 2022/11/24 | 兵庫ジュニアグランプ(JpnII) | 1着 | 121 | 97 |
| 2022/12/14 | 全日本2歳優駿【国際(JpnI) | 2着 | 97 | 98 |
| 2023/02/19 | ヒヤシンスS(L) | 13着 | 90 | 100 |
| 2023/04/08 | ニュージーランドT(GII) | 14着 | 104 | 102 |
| 2023/06/18 | ユニコーンS(GIII) | 6着 | 118 | 106 |
| 2023/07/12 | ジャパンダートダービ(JpnI) | 9着 | 102 | 103 |
| 2023/08/31 | サマーチャンピオン(JpnIII) | 2着 | 120 | 102 |
| 2023/10/04 | 東京盃競走(JpnII) | 11着 | 102 | 105 |
| 2023/12/14 | 神奈川記念【JRA・(重賞) | 5着 | 95 | 103 |
| 2024/01/28 | 根岸S(GIII) | 12着 | 101 | 104 |
| 2024/03/09 | コーラルS(L) | 14着 | 99 | 104 |
| 2024/11/17 | 霜月S(OP) | 14着 | 100 | 104 |
| 2025/01/11 | すばるS(L) | 15着 | 100 | 104 |
| 2025/12/25 | 兵庫ゴールドトロフィ(JpnIII) | 3着 | 105 | 99 |
| 2026/02/11 | 兵庫ウインターC(重賞) | 2着 | 118 | 102 |
| 2026/05/04 | 兵庫大賞典(重賞) | 2着 | 119 | 104 |
| 2026/05/28 | オグリキャップ記念(重賞) | 5着 | 119 | 107 |
| 2026/08/14 | 摂津盃(重賞) | 1着 | 108 | 104 |
| 2026/10/01 | 姫山菊花賞(重賞) | 1着 | 114 | 105 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
イグザルト
牡7 57.0kg 517(前走)継続矢野貴之南関S△+大井荒山勝徳中5週生産シンボリ牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 112-9R725%+5pt中団寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良○15/24 ダート重○2/4
血統父ドゥラメンテは欧州型ミスタープロスペクター系のキングマンボ系+SS系、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は瞬発・持久。ダートで勝ち上がったドゥラメンテ産駒76頭は、ダートの勝ち上がり全体よりマイルを主戦場にする馬が22pt多い=距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父米国型ノーザンダンサー系に絞ると(好走産駒63頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ラフストリーム(母父も同じ・OP3勝△)は四日市特別で1着(中京ダ1400m・前傾消耗戦)を先行から瞬発型で走った=今回と同じダ短距離で配合の到達点を作っている(表の3頭中2頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒3頭が好走し(古馬3頭)、舞台の実績はまだ薄い。近親では半妹リバーラ(父キンシャサノキセキ)が重賞で好走しており、母系にも上の格へ届く下地はある。
体現三軸は【重賞◎】Mp-E-d12h。走りの特徴は中団(先行も)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。特殊アビリティでは、芝スタート好みの芝スタートのダートを前の席では今回の条件ではない。好走パターンでは最も好走率が高いのは速めペース持続型(4走中3走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回のダート1400mでは、22走中13走で好走している。
実走馬R112はメンバー7位で、想定R121との差は-9。3歳春に評価が上がって以降、R108前後で安定している。力の裏付けはプラチナC(1着・R120)で、速めペース持続型を道中5番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。交流GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。ダ短距離(力をつけてから13走)では中身が安定期のRより4高い。オーバルスプリントは6着でも中身はR125と安定期のRを上回り、勝ち型より後ろの位置取りによる着順の目減り。同じ面・距離で勝った5戦は道中3〜5番手から持久力で、流れは前傾消耗戦3・速めペース持続型2(前後差+0.8〜+2.7)。想定(+0.1)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。主戦場での崩れは強い前傾で前半の位置を落としたとき(東京盃)だが、今回の想定ではその形になりにくい。揺らぎ(騎手との共有経験):矢野貴之とは3戦1勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均7.3番手、ほかの騎手では7.1番手。溜めて運ぶ乗り方で、位置で崩れる本馬には、前半で置かれるリスクを抱える相性。Rもこの騎手のときのほうが高く(124対108)、力の出し切り方まで違う。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中5〜11番手にいる想定が約73%を占め、平均は8.3番手。先頭に立つ想定は2%、3番手以内は9%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、オーバルスプリント(浦和ダート1400m)で道中6番手、4角4番手、上がり3F36.6秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート15走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.70。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、3走前のプラチナC(浦和ダート1400m)を勝っている。そのときは道中5番手、4角5番手で、上がり3Fは36.7秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。矢野貴之との比較可能な3走は平均R124、ほかの騎手との10走はR108。今回のコンビは、本馬が力を発揮してきた組み合わせとして評価できる。時計からの馬R112.4は想定R121.4を9.0下回る。時計の平均評価では見劣るが、プラチナCで示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。単勝オッズは19.8倍。人気は8番人気、時計からの馬R順位は7位。プラチナCで示したダート1400mの実績を軸に、今回も同じ走りができるかを重視して評価に残したい。
R推移 42採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2021/06/06 | 2歳新馬 | 14着 | 62 | 78 |
| 2021/06/19 | 2歳未勝利 | 6着 | 87 | 83 |
| 2021/10/10 | 2歳未勝利 | 5着 | 86 | 86 |
| 2021/11/06 | 2歳未勝利 | 3着 | 94 | 91 |
| 2021/11/20 | 2歳未勝利 | 15着 | 65 | 86 |
| 2022/02/12 | 3歳未勝利 | 2着 | 93 | 89 |
| 2022/03/06 | 3歳未勝利 | 1着 | 91 | 91 |
| 2022/03/27 | 3歳1勝クラス | 4着 | 99 | 94 |
| 2022/04/24 | 3歳1勝クラス | 2着 | 105 | 97 |
| 2022/05/22 | 3歳1勝クラス | 1着 | 111 | 101 |
| 2022/06/18 | 三浦特別(2勝クラス) | 1着 | 113 | 104 |
| 2022/10/30 | 秋嶺S(3勝クラス) | 10着 | 98 | 104 |
| 2022/11/13 | 銀嶺S(3勝クラス) | 3着 | 108 | 104 |
| 2022/11/26 | シャングリラS(3勝クラス) | 7着 | 108 | 105 |
| 2023/02/05 | 銀蹄S(3勝クラス) | 2着 | 114 | 108 |
| 2023/03/11 | 中京スポーツ杯(3勝クラス) | 4着 | 119 | 110 |
| 2023/05/14 | BSイレブン賞(3勝クラス) | 4着 | 119 | 112 |
| 2023/06/04 | 麦秋S(3勝クラス) | 5着 | 112 | 112 |
| 2023/10/15 | テレビ静岡賞(3勝クラス) | 10着 | 109 | 112 |
| 2023/11/12 | 銀嶺S(3勝クラス) | 2着 | 111 | 110 |
| 2023/11/25 | シャングリラS(3勝クラス) | 3着 | 113 | 110 |
| 2024/02/04 | 白嶺S(3勝クラス) | 2着 | 114 | 111 |
| 2024/03/09 | 中京スポーツ杯(3勝クラス) | 5着 | 104 | 109 |
| 2024/05/05 | キングカメハメハC(3勝クラス) | 6着 | 109 | 109 |
| 2024/06/09 | 夏至S(3勝クラス) | 11着 | 110 | 109 |
| 2024/07/31 | サンタアニタトロフィ(重賞) | 2着 | 107 | 107 |
| 2024/08/28 | フリオーソレジェンド(重賞) | 6着 | 115 | 108 |
| 2024/10/16 | マイルグランプリ競走(重賞) | 9着 | 99 | 106 |
| 2024/11/07 | トパーズ賞競走(OP)(3上) | 1着 | 102 | 105 |
| 2024/12/03 | ビオラ賞競走(OP)(3上) | 1着 | 107 | 105 |
| 2025/01/15 | ’25ウインタースプ(OP)(4上) | 3着 | 105 | 104 |
| 2025/03/13 | フジノウェーブ記念競(重賞) | 1着 | 121 | 107 |
| 2025/04/16 | 東京スプリント競走(JpnIII) | 4着 | 113 | 107 |
| 2025/05/28 | プラチナC(重賞) | 3着 | 125 | 110 |
| 2025/07/27 | 東海S(GIII) | 12着 | 112 | 111 |
| 2025/10/09 | 東京盃競走(JpnII) | 11着 | 100 | 108 |
| 2025/11/11 | トパーズ賞競走(OP)(3上) | 4着 | 106 | 107 |
| 2026/03/10 | フジノウェーブ記念競(重賞) | 6着 | 99 | 105 |
| 2026/04/15 | 東京スプリント競走(JpnIII) | 8着 | 106 | 105 |
| 2026/05/27 | プラチナC(重賞) | 1着 | 120 | 107 |
| 2026/06/24 | さきたま杯[指定交流(JpnI) | 3着 | 126 | 110 |
| 2026/09/23 | オーバルスプリント[(JpnIII) | 6着 | 125 | 112 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ゼーロス
牡3 56.0kg 483(前走)継続笹川翼南関S▽−大井荒山勝徳中3週生産千代田牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 108-14R1013%+3pt先行 / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良◎3/4 ダート重◎2/2 ダート稍重○2/3
血統父ダノンレジェンドは米国型ヒムヤー系のマッチョウノ系、自身は地方スプリントで活躍、系統の走法は消耗。ダートで勝ち上がったダノンレジェンド産駒93頭は、ダートの勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が16pt多い=距離は短めで良さが出る血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒49頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ジョーローリット(母父の小系統まで同じ・OP3勝◎)は福島テレビ賞で1着(福島ダ1150m・前傾消耗戦)を逃げから持久型で走った=今回と同じダ短距離で配合の到達点を作っている(表の3頭中2頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒7頭が好走し(古馬5頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞◎】P-E-d12h。走りの特徴は先行・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(5走中5走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、3走中3走で好走している(好走距離:ダート1200〜1600m)。
実走馬R108はメンバー10位で、想定R121との差は-14。3歳春に評価が上がって以降、R112前後で安定している。力の裏付けは2歳 新馬(1着・R80)で、深いスロー瞬発戦を道中1番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が緩い流れ(-1.3)で出した数字で、流れが締まる今回はそこから目減りを見込む。交流GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った2戦は道中1番手から持久力で、流れは深いスロー瞬発戦1・速めペース持続型1(前後差-1.3〜+0.3)。想定はその幅の内側にあり、今回の流れはこれまでの勝ち方に合っている。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(騎手との共有経験):笹川翼とは9戦5勝。比べる相手が少なく、相性の中身はまだ読めない。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中2〜8番手にいる想定が約70%を占め、平均は5.2番手。先頭に立つ想定は12%、3番手以内は36%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、東京盃(大井ダート1200m)で道中3番手、4角3番手、上がり3F37.1秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート7走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.63。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2025年の2歳 新馬(大井ダート1400m)を勝っている。そのときは道中1番手、4角1番手で、上がり3Fは37.6秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。交流GIへの初挑戦となる今回は、下のクラスで示した力を同じように発揮できるかを確かめたい。時計からの馬R107.7は想定R121.4を13.7下回る。時計評価は見劣るうえに、初めての格への対応もあり、今回は積極的に推しにくい。単勝オッズは11.5倍。人気は5番人気、時計からの馬R順位は10位。上位争いには現状の時計評価を超える走りが必要で、このオッズでも積極的に評価を上げる材料は乏しい。
R推移 9採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2025/06/09 | 2歳 新馬 | 1着 | 80 | 79 |
| 2025/07/01 | 2歳一 二 | 1着 | 95 | 86 |
| 2025/10/15 | 鎌倉記念【地方交流】(重賞) | 3着 | 96 | 90 |
| 2025/11/12 | ハイセイコー記念競走(重賞) | 1着 | 106 | 95 |
| 2026/02/18 | 雲取賞競走(JpnIII) | 5着 | 98 | 96 |
| 2026/03/25 | 京浜盃競走(JpnII) | 4着 | 111 | 100 |
| 2026/05/06 | 兵庫チャンピオンシッ(JpnII) | 3着 | 122 | 103 |
| 2026/06/30 | 優駿スプリント競走(重賞) | 1着 | 117 | 108 |
| 2026/10/08 | 東京盃競走(JpnII) | 1着 | 111 | 108 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ティントレット
牡5 57.0kg 497(前走)乗替C.デムJRASS±大井荒山勝徳中3週生産社台ファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 110-11R913%+3pt逃げ寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良○7/13
血統父ホッコータルマエは欧州型ミスタープロスペクター系のキングマンボ系、自身は日本ダートクラシックで活躍、系統の走法は持久。ダートで勝ち上がったホッコータルマエ産駒160頭は、ダートの勝ち上がり全体より短距離を主戦場にする馬が9pt少ない。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒90頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ライトニングブルー(母父も同じ・OP3勝△↑)は栄冠賞〔H2〕で2着(門別ダ1200m・前傾消耗戦)を逃げから瞬発型で走った=今回と同じダ短距離で配合の到達点を作っている。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒7頭が好走し(古馬7頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞◎】Lp-E-d12h。走りの特徴は逃げ(先行も)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。特殊アビリティでは、連闘上昇の連闘〜中2週は今回の条件ではない。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(19走中7走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、6走中1走で好走している(好走距離:ダート1200〜1700m)。
実走馬R110はメンバー9位で、想定R121との差は-11。3歳夏に評価が上がって以降、R105前後で安定している。走ごとの振れが大きく、条件が噛み合った日は自分の平均を大きく超えてくる。力の裏付けはプラチナC(1着・R127)で、前傾消耗戦を道中2番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.3)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。交流GI以上ではR104、その下ではR106で、格が上がっても中身は落ちていない。ダ短距離(力をつけてから14走)では中身が安定期のRより7高い。東京盃は5着でも中身はR111と安定期のRを上回り、勝ち型より強い前傾・勝ち型より後ろの位置取りによる着順の目減り。さきたま杯は4着でも中身はR126と安定期のRを上回り、勝ち型より後ろの位置取りによる着順の目減り。同じ面・距離で勝った1戦の流れは前傾消耗戦1(前後差+2.3)。想定はそれより前半が緩く、道中2番手から持久力で勝つ形が、上がりの勝負でも通るかは未検証。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(騎手との共有経験):C.デムとは初コンビで、相性はまだ測れない。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は中団で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中4〜10番手にいる想定が約66%を占め、平均は6.7番手。先頭に立つ想定は5%、3番手以内は20%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、東京盃(大井ダート1200m)で道中7番手、4角7番手、上がり3F37.0秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート16走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.44。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2025年のプラチナC(浦和ダート1400m)を勝っている。そのときは道中2番手、4角1番手で、上がり3Fは37.7秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。ダート1400mで比較できる6走の平均はR115。普段の水準(R105)を10上回り、今回の条件は評価を上げる材料になる。勝ったプラチナC(浦和ダート1400m)では、道中2番手で前後差+2.3秒の流れに対応した。同じ面・距離の勝ち走の前後差は+2.3秒で、今回の想定は+0.1秒。勝ち切ったときより前半が緩く、上がり勝負への対応を確かめたい。時計からの馬R109.9は想定R121.4を11.5下回る。時計の平均評価では見劣るが、プラチナCで示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、勝ったときより緩い流れへの対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは17.0倍。人気は7番人気、時計からの馬R順位は9位。プラチナCで示したダート1400mの実績を評価に残したい。勝ったときより緩い流れへの対応が課題で、緩い流れからの上がり勝負で脚を使えるかが評価を見直す条件になる。
R推移 25採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2023/06/28 | パール特別(OP)(2歳) | 3着 | 85 | 83 |
| 2023/08/10 | ブリーダーズゴールド(重賞) | 6着 | 78 | 81 |
| 2023/09/20 | サンライズカップ〔H(重賞) | 4着 | 92 | 86 |
| 2023/11/03 | JBC2歳優駿(JpnIII) | 10着 | 74 | 83 |
| 2023/12/28 | ’23セラフィナイト(OP)(2歳) | 1着 | 80 | 83 |
| 2024/01/25 | サルビア特別競走(3歳) | 1着 | 100 | 88 |
| 2024/03/20 | 京浜盃競走(JpnII) | 5着 | 93 | 89 |
| 2024/04/24 | 羽田盃競走(JpnI) | 7着 | 82 | 88 |
| 2024/06/05 | 東京ダービー競走(JpnI) | 16着 | 86 | 87 |
| 2024/07/10 | 優駿スプリント競走(重賞) | 1着 | 104 | 91 |
| 2024/08/15 | 北海道スプリントカッ(JpnIII) | 3着 | 102 | 94 |
| 2025/01/15 | ’25ウインタースプ(OP)(4上) | 5着 | 98 | 94 |
| 2025/03/13 | フジノウェーブ記念競(重賞) | 8着 | 101 | 95 |
| 2025/04/16 | 東京スプリント競走(JpnIII) | 10着 | 107 | 97 |
| 2025/04/30 | 日本橋賞競走(A2B1) | 1着 | 109 | 99 |
| 2025/05/28 | プラチナC(重賞) | 1着 | 127 | 104 |
| 2025/06/25 | さきたま杯[指定交流(JpnI) | 4着 | 121 | 107 |
| 2025/07/16 | サンタアニタトロフィ(重賞) | 10着 | 101 | 106 |
| 2025/09/23 | テレ玉杯オーバルスプ(JpnIII) | 5着 | 120 | 108 |
| 2025/12/23 | ゴールドC(重賞) | 12着 | 93 | 104 |
| 2026/01/14 | ’26ウインタースプ(OP)(4上) | 1着 | 113 | 105 |
| 2026/04/15 | 東京スプリント競走(JpnIII) | 2着 | 117 | 107 |
| 2026/06/24 | さきたま杯[指定交流(JpnI) | 4着 | 126 | 110 |
| 2026/09/02 | アフター5スター賞競(重賞) | 1着 | 115 | 110 |
| 2026/10/08 | 東京盃競走(JpnII) | 5着 | 111 | 110 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
ウィルソンテソーロ
牡7 57.0kg 485(前走)継続川田将雅JRASS±美浦高木登中2週【重賞◎】散-芝ダ-休生産リョーケンファーム血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
GI◎R 122+0R152%-9pt中団 / 持久 / 前傾のダートマイル
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良◎14/20 ダート重◎1/1 ダート稍重○4/6
血統父キタサンブラックは日本型サンデーサイレンス系のキタサンブラック系、自身は日本クラシックで活躍、系統の走法は持久。ダートで勝ち上がったキタサンブラック産駒55頭は、ダートの勝ち上がり全体より前傾戦で好走する馬が14pt少なく、重賞まで届く馬が9pt少なく、マイルを主戦場にする馬が14pt多い=速い流れの消耗戦では脚が鈍り、距離が延びて良さが出る血。血統補完で母父米国型ナスルーラ系に絞ると(好走産駒21頭)、父全体より芝の好走が73%→62%。母父で絞ると、父全体とは異なる適性の傾向が見られる。代表産駒リアライズグリント(母父の大系統まで同じ・重賞○)は東京ダービーで3着(大井ダ2000m・深いスロー瞬発戦)を逃げから瞬発型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒2頭が好走し(古馬1頭)、舞台の実績はまだ薄い。今回のダート短距離は自分の実績が薄く、血が手掛かりになる:キタサンブラック産駒のダートの勝ち上がりで短距離を主戦場にするのは35%(ダート全体52%)=設計図の外側。
体現三軸は【GI◎】M-E-d16h。走りの特徴は中団・持久型、ダートマイルの前傾が主戦場。父の産駒に少ない前傾戦での好走で走る点は設計図の外で、血を育むのは人。好走パターンでは最も好走率が高いのは速めペース持続型(4走中4走で好走)で、今回の想定と同じ型。今回のダート1400mでは、1走中1走で好走している(好走距離:ダート1600〜1800m)。
実走馬R122はメンバー1位で、想定R121との差は±0で、互角に戦える範囲。4歳冬に評価が上がって以降、R122前後で安定している。力の裏付けはかしわ記念(1着・R129)で、前傾消耗戦を道中6番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.6)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。ダ短距離(力をつけてから1走)では中身が安定期のRより6高い。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。今回と同じ面・距離での勝ち走はなく、他距離の勝ち方をそのまま当てはめることは避けたい。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(状態):前走マイルチャンピオンシはホームの外での一戦で、いつもの物差しでは今の水準を確かめられていない。揺らぎ(騎手との共有経験):川田将雅とは18戦6勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均6.8番手、ほかの騎手では4.9番手。溜めて運ぶ乗り方で、終いに脚を残す形を作っている。
4角合流道中は後方で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中3〜9番手にいる想定が約66%を占め、平均は5.9番手。先頭に立つ想定は8%、3番手以内は28%で、順位には幅がある。過去走には道中から4角へ位置を上げる傾向があり、その押し上げも織り込んだ想定である。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、マイルチャンピオンシ(盛岡ダート1600m)で道中6番手、4角4番手、上がり3F35.8秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート4走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.82。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、3走前のかしわ記念(船橋ダート1600m)を勝っている。そのときは道中6番手、4角5番手で、上がり3Fは37.6秒。ただし今回とは条件が異なり、この勝利だけで今回の距離適性までは判断しない。今回の条件で本馬の実績が薄い部分は、キタサンブラックの血統傾向(短距離は設計図の外)を補助材料にする。ただし、血統上の適性を本馬の実走で確認できたわけではない。時計からの馬R121.5は想定R121.4を0.1上回る。力は互角圏にあるものの、実績が薄い条件への適性を評価の条件にしたい。単勝オッズは2.3倍。人気は1番人気、時計からの馬R順位は1位。想定Rと互角に戦える力はある。血統から見た適性が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 27採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2021/08/28 | 2歳新馬 | 6着 | 77 | 86 |
| 2022/06/26 | 3歳未勝利 | 7着 | 92 | 89 |
| 2022/07/17 | 3歳未勝利 | 13着 | 71 | 86 |
| 2022/08/28 | 3歳未勝利 | 1着 | 111 | 95 |
| 2022/10/15 | 3歳以上1勝クラス | 1着 | 107 | 99 |
| 2022/11/12 | 3歳以上2勝クラス | 1着 | 110 | 103 |
| 2023/01/05 | 招福S(3勝クラス) | 1着 | 122 | 108 |
| 2023/03/19 | 名古屋城S(OP) | 5着 | 125 | 113 |
| 2023/05/02 | かきつばた記念(JpnIII) | 1着 | 130 | 112 |
| 2023/07/17 | マーキュリーC(JpnIII) | 1着 | 122 | 115 |
| 2023/09/26 | 白山大賞典(JpnIII) | 1着 | 122 | 115 |
| 2023/11/03 | JBCクラシック競走(JpnI) | 5着 | 110 | 114 |
| 2023/12/03 | チャンピオンズC(GI) | 2着 | 128 | 119 |
| 2023/12/29 | 東京大賞典競走(GI) | 2着 | 111 | 115 |
| 2024/02/18 | フェブラリーS(GI) | 8着 | 114 | 117 |
| 2024/06/26 | 帝王賞競走(JpnI) | 2着 | 119 | 115 |
| 2024/11/04 | JBCクラシック(JpnI) | 1着 | 122 | 113 |
| 2024/12/01 | チャンピオンズC(GI) | 2着 | 130 | 121 |
| 2024/12/29 | 東京大賞典競走(GI) | 2着 | 124 | 119 |
| 2025/07/02 | 帝王賞競走(JpnI) | 5着 | 124 | 118 |
| 2025/10/13 | マイルチャンピオンシ(JpnI) | 1着 | 127 | 120 |
| 2025/11/03 | JBCクラシック(JpnI) | 5着 | 116 | 118 |
| 2025/12/07 | チャンピオンズC(GI) | 2着 | 129 | 121 |
| 2026/02/22 | フェブラリーS(GI) | 2着 | 126 | 121 |
| 2026/05/05 | かしわ記念(JpnI) | 1着 | 129 | 121 |
| 2026/06/24 | さきたま杯[指定交流(JpnI) | 2着 | 128 | 122 |
| 2026/10/12 | マイルチャンピオンシ(JpnI) | 3着 | 121 | 122 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
メイショウハチロー
牡4 57.0kg 500(前走)継続吉原寛人栗東福永祐一中2週【重賞◎】NF主-芝-標生産三嶋牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
GI○R 116-5R341%-3pt先行 / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート稍重◎1/1 ダート良○9/13
血統父シニスターミニスターは米国型ナスルーラ系のエーピーインディ系、自身は米国クラシックで活躍、系統の走法は消耗。ダートで勝ち上がったシニスターミニスター産駒155頭は、ダートの勝ち上がり全体より粘り型が15pt少なく、前で運ぶ馬が14pt多く、重賞まで届く馬が6pt多い=前半から自分で位置を取る血。血統補完で母父日本型サンデーサイレンス系に絞ると(好走産駒82頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒グランブリッジ(母父も同じ・GI△)は川崎記念で2着(川崎ダ2100m・前傾消耗戦)を先行から瞬発型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒2頭が好走し(古馬2頭)、舞台の実績はまだ薄い。
体現三軸は【GI○】P-E-d12h。走りの特徴は先行・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。本馬も前で運ぶ側で、父の設計図どおり。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(9走中7走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、7走中6走で好走している(好走距離:ダート1400〜1600m)。
実走馬R116はメンバー3位で、想定R121との差は-5で、互角に戦える範囲。3歳秋に評価が上がって以降、R114前後で安定している。力の裏付けは3歳以上2勝クラス(1着・R112)で、前傾消耗戦を道中9番手から記録した評価である。今回の想定に近い流れで出しており、今回も同様の走りを期待する根拠になる。GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った2戦は道中9番手から持久力で、流れは前傾消耗戦2(前後差+1.1〜+2.7)。想定(+0.1)はその幅のすぐ外だが、ペース予想の誤差の範囲で、勝ち方の型から外れるとまでは言えない。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(状態):前走マイルチャンピオンシは地方での一戦で、いつもの物差しでは今の水準を確かめられていない。揺らぎ(騎手との共有経験):吉原寛人とは1戦1勝。比べる相手が少なく、相性の中身はまだ読めない。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は先行で運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中2〜8番手にいる想定が約70%を占め、平均は5.3番手。先頭に立つ想定は11%、3番手以内は34%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。直線の余力はデータ不足で未測定。位置を取れそうでも、そこから粘れるか、差を詰められるかまでは判断できない。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、2025年の3歳以上2勝クラス(東京ダート1400m)を勝っている。そのときは道中9番手、4角7番手で、上がり3Fは35.6秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。GIへの初挑戦となる今回は、下のクラスで示した力を同じように発揮できるかを確かめたい。時計からの馬R116.4は想定R121.4を5.0下回る。力は互角圏にあるものの、初めての格への対応を評価の条件にしたい。単勝オッズは7.0倍。人気は3番人気、時計からの馬R順位は3位。想定Rと互角に戦える力はある。初めての格への対応が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 14採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
採点履歴を数値で確認 +
| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/08/17 | 2歳新馬 | 2着 | 91 | 94 |
| 2024/09/07 | 2歳未勝利 | 1着 | 99 | 96 |
| 2024/10/14 | プラタナス賞(1勝クラス) | 5着 | 101 | 100 |
| 2025/01/06 | 3歳1勝クラス | 5着 | 103 | 103 |
| 2025/03/15 | 3歳1勝クラス | 5着 | 109 | 105 |
| 2025/04/13 | 3歳1勝クラス | 2着 | 104 | 106 |
| 2025/05/04 | 3歳1勝クラス | 9着 | 105 | 107 |
| 2025/08/09 | 3歳以上1勝クラス | 1着 | 100 | 106 |
| 2025/11/16 | 3歳以上2勝クラス | 1着 | 112 | 108 |
| 2026/02/14 | 銀蹄S(3勝クラス) | 2着 | 117 | 111 |
| 2026/04/25 | 鎌倉S(3勝クラス) | 2着 | 119 | 113 |
| 2026/05/31 | ARF杯薫風S(3勝クラス) | 1着 | 124 | 116 |
| 2026/07/26 | 東海S(GIII) | 2着 | 121 | 116 |
| 2026/10/12 | マイルチャンピオンシ(JpnI) | 1着 | 126 | 116 |
近3走と代表走
前走
2走前
3走前
代表走この馬の走りを示す一戦
マテンロウコマンド
牡4 57.0kg 506(前走)継続松山弘平JRAS±栗東長谷川浩中8週【重賞◎】散-芝-標生産岡田牧場血統から見る設計図
父・母父 → 同コースの実績 → 代表産駒
好走馬の分布・今回のコース
配合の近い代表産駒
どこで、どんな脚を使う馬か
到達クラス・三軸
重賞◎R 114-8R530%逃げ寄り・先行にまたがる / 持久 / 前傾のダート短距離
三力の観測値
先行力・持久力・瞬発力を、実走と重ねて読みます。
好走パターン
ダート良◎7/10 ダート稍重◎2/2 ダート重◎2/2
血統父ドレフォンは米国型ノーザンダンサー系のストームキャット系、自身は米国スプリントで活躍、系統の走法は消耗。ダートで勝ち上がったドレフォン産駒181頭は、ダートの勝ち上がり全体より持久型が12pt多く、粘り型が10pt少ない=終いまで長く脚を使う血。血統補完で母父欧州型ノーザンダンサー系に絞ると(好走産駒18頭)、父全体の傾向とほぼ同じで、母父で絞っても適性に大きな違いは見られない。代表産駒ジョーメッドヴィン(母父も同じ・重賞△)は北九州短距離Sで1着(小倉芝1200m・前傾消耗戦)を先行から持久型で走った(表の3頭中3頭が重賞以上)。本馬とは型が違い、同じ配合でも出方は分かれる。金沢ダ1400mでは父の産駒7頭が好走し(古馬6頭)、舞台の直接データを持つ血。
体現三軸は【重賞◎】Lp-E-d12h。走りの特徴は逃げ(先行も)・持久型、ダート短距離の前傾が主戦場。本馬も持久型で、父の設計図どおり。特殊アビリティでは、道悪歓迎(道悪(稍重・重・不良)で走る)は当日の馬場次第。好走パターンでは最も好走率が高いのは前傾消耗戦(11走中10走で好走)で、今回の想定(速めペース持続型)とは系統が違う(消耗戦と持続戦)。今回のダート1400mでは、11走中9走で好走している。
実走馬R114はメンバー5位で、想定R121との差は-8。3歳春に評価が上がって以降、R118前後で安定している。レースごとの評価の振れが小さく、能力を安定して発揮している。崩れにくい反面、上振れで格上をまとめて負かす型ではない。力の裏付けは東海S(1着・R124)で、前傾消耗戦を道中2番手から記録した評価である。今回の想定(前後差+0.1)より前半が速い流れ(+2.7)で出した数字で、流れが緩む今回に割り引く理由はない。GI以上の経験はまだ浅く、この格での走りの水準はまだ判断し切れない。ダ短距離(力をつけてから4走)では中身が安定期のRより3低い。近走は着順と中身が一致しており、見た目どおりの状態。同じ面・距離で勝った7戦は道中1〜6番手から持久力で、流れは前傾消耗戦6・標準後傾瞬発戦1(前後差+0.0〜+3.1)。想定はその幅の内側にあり、今回の流れはこれまでの勝ち方に合っている。大敗は主戦場の外に限られ、この条件で崩れた前例はない。揺らぎ(状態):前走サマーチャンピオンは地方での一戦で、いつもの物差しでは今の水準を確かめられていない。揺らぎ(騎手との共有経験):松山弘平とは13戦7勝。主戦場で比べると、この騎手だと道中は平均2.8番手、ほかの騎手では6.0番手。前半の位置を取らせる乗り方で、持ち味の先行力を引き出している。揺らぎ(精神):金沢は初めて。
4角合流道中は逃げで運ぶ見込み。直線に入る直前の4角では、12頭中1〜6番手にいる想定が約84%を占め、平均は3.5番手。先頭に立つ想定は29%、3番手以内は60%で、順位には幅がある。最近の同じ舞台での実績が薄く、位置取りの想定は普段より慎重に見たい。実走例では、サマーチャンピオン(佐賀ダート1400m)で道中1番手、4角1番手、上がり3F38.3秒を記録している。余力は今回の1400mを中心に前後200mの地方ダート6走での、終いの止まり方から推定した。距離の違う走りを含む補正値で、減速しにくいほどプラスになる表記では+0.37。余力は、同じ位置取り・同じ流れの馬と比べた終いの減速のしにくさを表す。この値は終いまで脚を保ちやすい側を示している。直線は前の馬を追う形が中心。余力を使って差を詰める見込みはあるが、4角までに前と離されすぎず、届く位置で直線を迎えることが必要になる。
結論今回のJBCスプリント Jpn1に向けて、1走前のサマーチャンピオン(佐賀ダート1400m)を勝っている。そのときは道中1番手、4角1番手で、上がり3Fは38.3秒。今回と同じダート1400mでの勝利は、適性を読む直接の根拠になる。GIへの初挑戦となる今回は、下のクラスで示した力を同じように発揮できるかを確かめたい。時計からの馬R113.6は想定R121.4を7.8下回る。時計の平均評価では見劣るが、サマーチャンピオンで示したダート1400mの勝ち方は評価に残したい。その実績の再現を見込みつつ、時計評価との開きを今回の展開で補えるかを確認したい。ただし、初めての格への対応は別に確認すべき課題として残る。単勝オッズは10.0倍。人気は4番人気、時計からの馬R順位は5位。サマーチャンピオンで示したダート1400mの実績を評価に残したい。初めての格への対応が課題として残り、それを補える走りの裏付けを確認したい。
R推移 16採点走
左から過去→直近。線は馬R、点は各レースのR時計。全馬共通の目盛りで表示。
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| 日付 | レース | 着順 | R時計 | 馬R |
|---|---|---|---|---|
| 2024/06/01 | 2歳新馬 | 10着 | 44 | 68 |
| 2024/10/06 | 2歳未勝利 | 4着 | 82 | 75 |
| 2024/10/13 | 2歳未勝利 | 3着 | 94 | 84 |
| 2024/11/03 | 2歳未勝利 | 1着 | 81 | 86 |
| 2025/01/12 | 3歳1勝クラス | 1着 | 112 | 94 |
| 2025/03/16 | 昇竜S(OP) | 1着 | 110 | 99 |
| 2025/05/01 | 兵庫チャンピオンシッ(JpnII) | 1着 | 128 | 101 |
| 2025/08/14 | 北海道スプリントカッ(JpnIII) | 2着 | 110 | 104 |
| 2025/10/04 | グリーンチャンネルC(L) | 2着 | 115 | 110 |
| 2025/11/15 | 武蔵野S(GIII) | 10着 | 118 | 112 |
| 2025/12/25 | 兵庫ゴールドトロフィ(JpnIII) | 2着 | 114 | 107 |
| 2026/02/01 | 根岸S(GIII) | 11着 | 113 | 114 |
| 2026/02/23 | かきつばた記念(JpnIII) | 3着 | 124 | 112 |
| 2026/03/24 | 黒船賞[指定交流](JpnIII) | 1着 | 128 | 113 |
| 2026/07/26 | 東海S(GIII) | 1着 | 124 | 119 |
| 2026/09/03 | サマーチャンピオン(JpnIII) | 1着 | 119 | 114 |


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